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世界89カ国に訪れた備忘録。

【ペルー】マチュピチュ村からクスコへ安く列車で帰る方法

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アグアス・カリエンテスからクスコまで安く、楽に帰る方法を紹介します。

1ソル:約36円 1ドル:約102円
2014年3月21日

 

◆はじめに


僕は往路は水力発電所から村まで歩くルートを選択した。しかし、2~3時間歩く上、ミニバンに6~7時間乗らないと行けないので、精神的よりも肉体的に辛い。


ツアーで来る観光客は、列車を使っており、かなり楽。
しかし、往復で100USD以上、片道で70USD以上するので、かなり高い。
その分、バス+歩きのルートは片道18USDぐらいなので、かなり安いのだ。


僕は体力はさほどない。だからこそ、「復路は列車で帰る!」と意気込んだ。


◆安く列車のチケットを手にする方法


それは、マチュピチュ村の駅窓口で直接切符を買う」。実に簡単なことである。
今はオフシーズン、マチュピチュへ行く観光客も多いけど、シーズンに比べたら少ない。


ペルーレイル、インカレール各会社は1日に何本もマチュピチュへ列車を運行させている。
しかし、当然空席が出てくる。その空席を狙うのだ。


乗りたい日にちを決めて、窓口へ行く。
「一番安いチケットをください」と言うと、時間と値段を出してくれる。
今回はペルーレイルより、インカレールのほうが安かったのでそちらを選択。

 

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↑駅。窓口がある。

 

僕は前日に行き、こう言われた。


「明日の16時と19時なら大丈夫。今日買えば70USD、明日買えば45USD。しかし、16時発は4席しか空きがないので気を付けて」。


19時については「残り空き数」について言われなかったので、それなりに余っているのだろう。しかし、早く帰りたいので、どうしても16時に買わないといけない。


「何時に窓口は空きますか?」-「明日の朝7時よ」

相方に朝チケットを買ってもらうことを託して、僕はマチュピチュへ向かった。

 

 

宿に戻った後、相方から16時のチケットを無事確保できたことを知らされた。
6時半から並んでいたらしく、一番乗り。もし一人で来ても朝7時に買って、そのままマチュピチュへ行っても、午後過ぎには帰って来れる。


窓口のお姉さんは英語が通じるので、問題なし。


これで帰ることが出来れば、
往路:バス+歩き=18USD
復路:列車+バス=50USD
計:68USDでクスコに戻れる。


・流れ
1.前日に窓口へ行き、安い時間と値段を聞く。
2.その場で安ければ購入。高ければ翌朝購入。
※列車はオリャンタイタンボまでなので、そこからは自力でクスコへ移動。

 

世界の車窓から


16時12分発。マチュピチュ発オリャイタイタンボ行。インカレール。
シーズンオフだからか、列車は一両編成。妙なローカル感が。

 

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↑インカレール

オリャイタイタンボまでは、1時間半の旅。

 

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↑車内の様子


川沿いをずっと走るので、川と山。渓谷が見られる。たまに遺跡がいきなり現れるので面白い。
列車はかなり揺れるけど、それも経験。

 

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世界の車窓から

 


途中ドリンクサービス。お茶、コーヒー、ジュースから選択。ペルーレイルはスナックが付くけど、7USD高い。
スタッフももちろん英語が通じる。

 

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↑ドリンクサービス

 

17時50分。オリャンタイタンボ駅に到着。

 

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↑オリャンタイタンボ駅。日が暮れてきている。


ここからクスコへ向かうのだが、心配する必要はない。駅の入り口にタクシーやミニバスの客引きがたくさんいる。
タクシーの相場は分からないが、ミニバスは10ソル(約360円)。

 

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↑ミニバス。


ハイエースを想像していたのだが、まさかのルノー。車内は綺麗。
クスコまでは1時間半の道のり。だったのだが、何故か2時間かかった。


途中で人を拾ったり、降ろしたりするけど、頻繁ではないので治安に問題ない。一部、山道を走るので、酔いやすい人は酔い止めを飲んでおくといい。


20時前にクスコ到着。サンフランシスコ広場、アルマス広場に寄ってくれる。

 

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↑夜のアルマス広場


わずか4時間でマチュピチュ村からクスコへ帰れる。

ペルーレイルはオリャンタイタンボからクスコまでのバスチケットもセットで販売。しかし、片道90USDと高い。


世界の車窓から」を味わい人は、チャレンジしてみてはどうだろうか。