El Mundo

世界89カ国に訪れた備忘録。

【チリ】 チリ北部地震とアリカ⇒サンティアゴ32時間バス移動

アリカ⇒サンティアゴのバス移動と、チリ北部で起きた地震の話です。

2014年4月2日 1ペソ=約0.2円

 

]

 

◎アリカ⇒アントファガスタ近郊(地震前)

 

朝9時半、コレクティーボに乗ってバスターミナルへ向かう。

 

 

ターミナル使用税200ペソ(約40円)を支払う。

 

 

テレビでは日本の増税に関するニュースが、小見出しに出ていた。そういえば8%になったんだ。

 

10時15分、改札が始まる。今回使うのは、Pullman Bus。Tur Busに並ぶチリ大手のバス会社。

Tur Busがサンティアゴまでセミカマで40,000ペソ(約8,000円)に対し、Pullmanは28,000ペソ(約5,600円)だった。

 

 

車体は子会社のだけど、中は清潔。足伸ばせる。飛行機のエコノミー以上。

 

 

10時38分。8分遅れでアリカを出発。定刻通り。

 

11時頃、お昼が配られる。以下、お昼。

 

 

 

中々辛いものがある。しかし、食事が出るとは思わなかったので、ラッキー。味はほとんどないけど、頂く。

 

 

ほとんど同じような景色。

 

 

途中、トイレでタバコ吸ってた男の人が、乗務員に注意されていた。当たり前だ。

しかも妻子持ちだというのに、何しているんだ。たまにこういうバカな人がいる。日本もそうだけど。

 

15時半頃、イキケの街が見えてきた。

 

 

イキケも貿易港。日本や韓国の中古車がここでも走っている。

木造の家が多いな、という印象。

 

 

アリカから5時間、15時45分にバスターミナル到着。

 

 

ここで車内清掃タイム。16時半までの休憩。売店でお菓子とエンパナーダ購入。

 

目の前は港。

 

 

45分の休憩が終わり、出発。イキケからアントファガスタまでは、沿岸沿いを走る。

 

 

気持ち海の波が荒い。

 

 

綺麗に整備されている遊歩道、奥にはリゾートマンションが建っている。

もちろん地震に耐久できるレベルだろう。

 

 

 

日差しはキツいけど、海の眺めは良い。

ウィルスミス親子が共演している映画が流れていたけど、SFだったので寝た。

 

 

 

 

途中で検問。荷物全部持って降りて、X線検査。調味料は特に言われず。緩い。

 

19時半。日が落ちていく。

 

 

 

まさか太平洋に沈む夕日を見るとは思わなかった。

 

 

 

 

◎アントファガスタ近郊⇒サンティアゴ地震後)

 

日が暮れて、スナックも食べ終わり、車内で放送されていた3本目の映画「天使と悪魔」を見ていた。

エンディング間際、黒幕がだれか!?という時に、テレビが消えた。

 

「えーー」と思って前を見ると、夫人が泣いているではないか。

天使と悪魔は少し無残な光景も出てくる、それにショックを受けたのだろうと考えていた。

 

そしたら、ラジオが大音量で流れ始めた。最初は壊れているのではないか、と思ったのだが、止まらない。

スペイン語を勉強しているけど、チリのスペイン語は速い上、ラジオだとゴニョゴニョしている部分もあるので、聞き取りづらい。

 

 

異変に気付いたのは、アントファガスタに着く直前だ。

外を眺めていると、車がハザードを出して路肩に止めていて、人が集まっている。

街に近づくにつれ、人も多くなり、海岸線はポリスが道を封鎖していた。

歩く人の手には、ラジオと懐中電話。

 

さすがに鈍感な僕でも、同じようなことが起こる国なのだから、察した。

 

地震が起きて、津波警報が出ているんだ」と。

 

つい先日、イキケ沖で地震があったばかり。

アリカにいた時も余震を感じてはいたけど、まさかここで。

 

街に居る人が高台へ避難していないということで、津波は問題ないと思ったけど、震源北部に間違いないので、気になった。

つい数時間前まで、その場所にいたのだから。

 

22時半、アントファガスタのバスターミナルに到着。すぐにテレビを確認しに行く。

 

 

案の定そうだった。アリカやイキケの画面が出されるけど、問題はなさそうだ。津波も到達したけど、流されたり、街を襲うようなことはない、少し安心した。

 

停電の報道は出ていたけど、トラブルもない様子。

M8.2はかなり大きいけど、海の沖だからまだ良かった。直下型なら一大事である。

僕はバスの中にいたので、揺れは感じなかった。

 

チリ人はテレビを見たり、スマホを見ている。たいていがFacebookか電話。電話回線もパンクしているようだ、繋がらない人もいる。

 

とにかく、テレビを見て少し安心した。

「日本まで津波いくのではないか」と考えたけど。

 

----------------

第二波、第三波もない模様。

現在は、北部ライフラインも復旧。停電や断水も終わっているみたい。

この地震で6人の命が奪われたけど、津波による死者はゼロ。高波ではないのと、高台へ避難する迅速な対応があったからだと感じる。

 

日本にも津波は到達したようだけど、被害はなさそうでまずは一安心。

まだまだ大きい地震はあるとの予測なので、注意は必要だ。

 

イキケのバスターミナルは浸水してるみたい。木造建ての建物が火事。

刑務所から322人脱走して、半分は捕えたけど、まだ逃げているようなので、少し注意。

驚いたのは、アリカやイキケで火事場泥棒がいなかったこと。

チリも地震大国、地球の裏側で防犯意識を高めた。

----------------

 

日本に帰ったら、防災意識を高めないといけない。いつ、何が起こるか分からないからだ。

一先ず、北部で何もなかったことを確認できたので、安心したらいつの間にか寝ていた。

 

起きたら外は真っ青。

 

 

 

ずっと同じ乗務員さんがサービスしてくれる。

 

 

 

 

途中で出たお菓子。

 

 

Ruta5。海沿いの道には走らず、内陸を走っている。

 

 

 

アントファガスタから12時間、11時半にラ・セレナに到着。

早速新聞を買う。250ペソ(約50円)。

 

 

見出しは予想通り。

 

20分の休憩。エンパナーダを食べる。隣にはショッピングモールもあるけど、時間がないので寄れない。

 

 

11時52分出発。

途中の街並み。

 

 

相変わらずマンションを建設している。人気なんだろう。

 

 

途中風力発電所。ラ・セレナ以降は砂漠の景色がなくなった。

 

 

 

再び沿岸沿いを走る。

 

 

 

 

土地も変化してきた。

 

 

 

なんやかんやで18時頃、サンティアゴ到着。

アリカから32時間。よく耐えたと思う。途中大変だったけど。

計7本の映画を見た。

 

 

 

北部方面のバスは、セントラル駅裏のSan Borjaに着いた。

ショッピングモールの上、モール入口にSanta Isabelというスーパーがあるので、ボルハターミナル使う人には便利。

 

 

すぐ目の前は地下鉄の駅"Estacion Central"なので移動も楽。

 

 

メトロに乗って宿へ向かった。

 

 

<移動まとめ>

・アリカ⇒サンティアゴ(10:30-18:00, 31時間半)

Pullman Bus:Semi Cama 28,000CLP(約5,600円)

食事1回、スナック3回。トイレ、エアコン、TV、枕、ブランケット付。Wifiなし。荷物タグあり。

 

※イキケ、アントファガスタ、ラ・セレナでは降ろされる。30分休憩。食事は出ないので、ここで食べておくとよい。

※こまめに掃除するので、洗剤臭い時もある。匂いが苦手な人は、マスクするべき。

※一番後ろだったけど、酔わず。道もクネクネしていないので、大丈夫。

※意外にも疲れなかった。長時間は大手に限る。