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【大学】 「地理学科です」と言うと必ず聞かれる3つのこと

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学部学科を説明する時に必ず言われることを3つ挙げます。

 

日常会話の中で、旅行中に、多くの人と話す機会があるだろう。僕の話しだが、会話の流れで大学生と告げると「何勉強しているの?」と聞かれる。

その時「地理学科です」と言う時にほぼ聞かれる3つのことを紹介しよう。

 

① 「地理学科!?何してんの?」

 

10人中9人ぐらいに聞かれる質問。確かに得体の知らない学科かもしれない。

これに関してはテンプレートの答えを用意しているので、スラスラ説明することが出来るのだが、大前提として「自然と人文」に分かれていることを知っていてほしい。

 

僕もしっかり理解しているわけではないのだが、自然は気候学や水門学、地質学など。人文は歴史地理学や都市地理学、農業や文化地理学などだ。理系と文系で考えてもらってもいいかもしれない。

 

大きく分けてその2つがあるので、誰もが天気予想出来たりしないし、地質とか分からないし、農業とか理解しているわけではない。

マイナーな分野なのでどうしても理解されないことは、重々承知の上だ。

 

僕は「都市地理学」のゼミに所属しているが、やりたいことは都市地理学ではない。

バックパッカーに関する研究をやりたいので、どうしても社会学に結びついてしまうのだが、何とかやっていこうと考えている。

 

② 「地図とか読めるんでしょ?」

 

読めるわけないだろ。

海外行ったから英語話せるようになるわけではないし、法学部が法律全部暗記しているわけではないだろうし。

 

前にもこんなことを書いた覚えはあるが、僕は理解している。だけど等高線とかイマイチ掴めていないし、地図記号も知らないのばかりだ。

「地理=地図」というイメージが根付いているのかもしれないが、読める人は他の学部よりかは多いかもしれない。接する機会があるから、だけど全員がそうではないことをご理解してほしい。

 

ちなみに地理学科、100人ぐらい1学年でいるのだが、男女比が8:2ぐらいで男性が圧倒的な割合だ。ただそれだけ。

 

③ 「旅好き多いんじゃない?」

 

旅で出会う人によく聞かれた。

地理学科の醍醐味は「現地研究」、つまりはフィールドワークである。実際に現地を自分の足で歩き、目で見て肌で感じることが大切なのだ。

なので僕も入る前は「旅好き多いんだろうな」という想像をしていた。

 

しかし、入って一カ月でその考えを覆されることになる。

ハッキリ言って旅好きは少ない、僕が知る限りバックパッカーは片手で数えられるぐらい。

他の学部学科のほうが多いんではないだろうか。法政大学でバックパッカーの割合は少ないが。

 

一年生の時に何だか「あーあ」と思ってしまったことは事実だ。旅行好きは多いし、皆個性的な旅行スタイルで面白いので話を聞いていて楽しいけど。

余談だが、野球好きの割合はかなり高いと思っている。周りだけなのか知らないけど。

 

以上3点だ。他にも細かい質問はあるけど、あげるとキリがないので割愛させてもらう。他学部でも「良く聞かれる質問」はあるだろう。地理学科の皆さまには共感してもらえない部分があるかもしれないが、これは僕が良く聞かれる質問なので、承知してもらいたい。