【パナマ】 世界遺産の旧市街「パナマ・ビエホ」と現地に住む「中国人」。
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パナマビエホは世界遺産に登録されている場所。歴史的な街並みが広がっており、旅行者をワクワクさせてくれる。
2013年12月 1USD=約100円(当時)
パナマビエホ
パナマビエホは下町。経済成長している場所とは思えないほど、老朽化した家が建ち並ぶ。
コスタリカを除く他の中米諸国に比べたら治安はいいほうだけど、パナマビエホは昼間でも人が少ないので雰囲気はいいとは言えない。悪くはないけど、良くもないような。訪れる時は自己責任でお願いしたい。
コロニアルな建物も。人が住んでいる場所もあるけど廃墟化されている建物も多い。保存状態ははっきり言って悪いだろう。「これが世界遺産の管理なのか」と思ってしまう。
パナマビエホ地区は道が狭いので車があまり入ってこない。路上駐車している車多いけど、安心して街歩きができる。
タクシーなどは他の通りにいる。一番近いバス停、メトロの駅は"5 de Mayo"だ。
パナマビエホの歴史的建造物エリアを離れるとこういう景色が待っている。パナマも格差社会。パナマシティでは上から下まで見ることができてしまう。
ちなみに夜はこんな感じ。治安問題なかったけど、さすがに最初はビビってた。
カテドラルは美しい。
パナマ人と中国人
パナマを語る上で中国人の存在は欠かせない。黒人社会の中になじむ中国人。正確に言うと馴染んでいるけど、また民族問題はあるのだが、それは置いといて、旧市街に滞在している時は中国人にお世話になった。
それは上の写真でわかるようにコレだ。
中華だ。5 de Mayoから独立広場まで走るAv.Central沿いにはたくさんの中華の食堂がある。店頭に料理などをショーケースみたいな形で出しているので、わかりやすい。
メインとご飯、コーラでだいたい4~5USD。5ドルを超えることはまずないだろう。安ければ3USDぐらいで食べれてしまう。それだけ安い。
お陰でパナマシティ滞在中のご飯に困ることはなかった。朝から晩まで偉いことに働いてくれるので、こちらとしても助かっていた。
パナマは運河建設時にやってきた中国人が残り、その子どもや孫が今の世代として生活している。今後はスペイン語しか話せない中国系の人がいることになるのだろう。
「パナマ人」という括りがよく分からなくなってきてしまう。
中国人が経営する店も多い。さすが商売がうまい彼ら、黒人などのパナマ人よりも成果を出しているし、生活も安定している。彼らに還元されることはないから批判もあるみたいだが。だけど、競争社会なのでやったもん勝ちなので、文句はあまり言えないだろう。
露店では宝くじをよく販売している。当たるかどうかは別問題としておくが、クリスマスが近いこともあり、クリスマスクジが売られていたのだろう。一攫千金を夢見て多くの人が購入していた。
パナマにも少数民族がいて「クナ族」と呼ばれる人々が生活している。
パナマシティから離れたサンブラス諸島という場所にいるらしいのだが、近代的な波や生活面を考えて首都で暮らす人もいる。
一般の人とはファッションが違うのですぐ分かる。写真は嫌いなのかわからないけど、撮る時は許可を得たほうがいいだろう。今回は盗撮しちゃったけど。
あまりこの民族には興味がなかったので、特にこれ以上触れることはないけど、若干の場違い感もあった。
セントロは歩行者天国になっていて店も豊か。色んな店があるので冷やかしていて面白い。蒸し暑いのであまり長時間歩くのは嫌なんだけど、中々面白いエリアであった。
夜になるとペイントやメイクをする露店も。パナマ女性の"美"を垣間見れる。
ノリのいいおっちゃん。パナマ人そんなにノリいいとは思わなかったけど。
カッコイイ警察官。ご協力ありがとうございます。
これがよくいるパナマ人たち。黒人系が多い。コロンビアなどからも不法労働者が来ているみたいだ。他の中米諸国とは違う顔立ち。
まとめ
簡単にパナマの旧市街エリアを紹介した。黒人パナマ人、中国系パナマ人、インド系パナマ人など白人ではない人々が住んでおり、新市街との比較が面白い。
一部はゴミゴミした露天エリア、一部はコロニアルな雰囲気を残す世界遺産エリア、一部は治安最悪エリアと混在しているので訪れる時は地図を見て確認しよう。
旧市街を見てから新市街を見たほうがインパクトはデカいので、最初に旧市街を見ることをオススメする。飯屋には困らない、ただ夜遅すぎると店が閉まるので、18時~19時ぐらいには夕飯食べておくといい。意外と彼らの夜は早いので。
"Cino"と呼ばれることがあるかもしれないけど、その時は丁寧に"Soy de Japon"と返そう。