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旅人が「ニューヨーカー」になりきるための10のコツ

旅行者が「ニューヨーカー」になりきる10のコツをご紹介します。

2015年2月 1USD=約118円

はじめに

 

世界で一番好きな都市、ニューヨーク。東京出身の僕からすればとても居心地がよい場所で本気で住みたいと感じるところである。

合計でNYには2週間半ほど滞在した。「郷に入っては郷に従え」というのが僕のモットーなので、滞在中は「エセ・ニューヨーカー」になりきった。

 

おかげさまで滞在中は、何度か地元の人や観光客に声をかけられることがあったし、危険なことや何かのトラブルに巻き込まれるようなことはなかった。

 

今回は僕がNYに滞在して人間観察をし得られた結果から、旅人が「ニューヨーカー」になりきるためのコツを10個ご紹介したい。

 

以前、CNNが「旅行者がニューヨーカーになりきるための11のコツ」とご紹介したが、さほど内容はかぶってはいない。どちらも参照していただきたい。

CNN.co.jp : 旅行者がニューヨーカーになりきるための11のコツ - (1/3)

 

1.基本急いで歩く

 

平日のみに言えることだ。ニューヨーカーは街中を急いで歩く、どこでも急いだ様子を出す。特にマンハッタンの道路では平日の日中は人のスピードがかなり早い。のんびり歩いていると邪魔にされるはずだ。

 

歩く時は大股か、少し速足で歩くようにしよう。NY並の早歩きは香港で体験したのだがゆっくりとしている暇はない。目的地まで基本一直線で向かうので無駄がない動きともいえる。

 

その反面、休日はお休みなのでのんびりしている。家族の時間や自分の時間を大切にするので、気候がいい時は公園や緑が多いエリア、カフェなど落ち着く場所にはたくさんの人が溢れている。

「オンとオフ」をハッキリさせているのが、NYにいる人の特徴と言える。

 

※平日でもマンハッタンでのんびり歩く人もいます。

 

2.コーヒーを買う

 

ニューヨーカーはコーヒーが大好きだ。特に冬は冷えるのでコーヒーがかなり売れる。

NYを歩くと分かるが、至るところにカフェがあるし、屋台でもコーヒーを売っている。特にスタバやマクドナルドの多さには驚く、たいていコーヒーは1~3ドルぐらいで販売されている。

 

NYに行ったら「朝のコーヒー」をテイクアウトし、町を歩き、そして休憩する時とかにコーヒーを堪能するといいだろう。のんびりとコーヒーを飲むのは、休日か夜。なので人気カフェに行くなら平日の昼間がいいだろう。

 

※コーヒーより紅茶が好きな人もいます。 

 

3.地下鉄は「急ぐ」、けど動じない

 

ニューヨーカーは急いでる。なので地下鉄が来たらすぐ乗る。それは時刻表が地下鉄にはなく次にいつ来るか分からないから。下手したら10分ぐらい待たされることがある上、地下鉄の駅は冬になると寒くなるのであまり待ちたくない。

ホームには時刻表もないし、案内表示も一部の路線にしかないので、来る判断は電車の光だけだ。なので「次いつ来るかな?」とホームを覗く人がたくさんいる。

 

地下鉄に乗ると人々は落ち着く。遅延などは日常的、車内アナウンスで「遅れています」と言われても動じることはない。いきなり行き先が変わって「ここ終点!」と言われても黙って外に出る。イライラすることもなく黙って待つ。これが日常的なNYだ。

※もちろんイライラする人もいます。

 

4.地下鉄で座る時は静か、立つ時は背中をドア側

 

ニューヨークの地下鉄はとても静かだ。一人で乗る人が多いということもあるけど、賑やかになることは殆どない。

基本黙って座っていることが多く、スマホをいじる人も路線によっては殆どいない。

例えば、ハーレム、ブロンクス方面に向かう電車とか。逆にこちらの方面は音楽聞いている人たくさんいて、たまにノリの良い黒人が大声で歌っていることもある。4,5,6線に乗ればいる。

 

なのでスマホをいじりたい人は全然構わないけど、路線の雰囲気で変えるのもアリだろう。

N,Qのアストリア、韓国系が多い7ラインやルーズベルト島に向かうFラインはスマホユーザーが多かったりする。中間層がブルックリンに移り住む人も多いので、LやGラインでも白人系が使っていることが多い。

 

一人で静かにしている人が多いNY、立っている人は基本ドア側に背中を向けている。後ろから攻撃されるためなのか、スリ対策なのか。日本のようにドアに体を向けている人はあまりいない。ドアか手すりに背中を向けている。

あまり人と接触することを好まないみたいだ、僕もドアに背中を向けることに慣れてしまい、日本でもそうしてしまう。というかこの方が気持ちが楽。

 

※もちろんお喋りする人もいます。

 

5.物事は端的に

 

基本ニューヨーカーは急いでる。物事を伝える時は短く正確に。余計な言葉などは要らない。平日は皆急いでいるのだ。

 

※中には回りくどい奴もいます。店員さんは迷惑ですね。

 

6.信号は守らない

 

ニューヨーカーは信号を守らない。急いでいるから。「青」は渡れ「点滅」も渡れ、「赤」は気を付けて渡れ。律儀に信号を守る人は、観光客か子持ちの人しかいない。歩行者優先が徹底とされているので、信号無視する歩行者がいてもドライバーがクラクションを鳴らしたり怒るようなことはあまりない。

赤は気を付けて横断、信号を待つ時間を省けるので時間を有効活用できる。

 

※意外だけどフラッシングでは信号守る人多かったです。

 

7.基本他人には干渉しない、けど助ける

 

ニューヨーカーは他人に興味はない。基本迷惑をかけていないなら放っておくし、特に干渉もしない。地下鉄で演奏している人がいても、街中でバカなことをやっている人がいても、そこで「何をしているのか」ということは目には入れておくけど、黙ってやり過ごす。

 

けど他人に興味がないと言われているが、手助けをしないというわけではない。困っている人が居ればしっかりと助ける。道や地下鉄の路線を聞かれればしっかりと教えるし、重そうな荷物を運んでいる人がいれば手を差し出す。誰かに言われるわけでもなく、自分から実践する。それがニューヨーカーなのだ。絶妙な距離感が大事。

 

※都会なので超優しい人と超冷たい人がいるので、後は運です。他のアメリカの都市よりかは助けてくれる人が多いと思います。

 

8.地味な色の服を着る

 

これは特に冬のニューヨークで見られることだ。ニューヨーカーは冬に派手な衣装を着ることはない。黒やグレーなど地味な色の服を好む。赤とか目立つ色を着る人は珍しい、あの中国人でも地味な色を着る。なので観光客かどうかはそこで分かる部分もある。観光客は少し目立つ衣装なのだ。

 

そしてニューヨーカーは非常にオシャレと見られているかもしれないが、それは極一部の話だ。たいていはオシャレではない、外国人補正が入っているだけ。「シンプル is ベスト」。機能性重視だ。雪が降る時はダウンを着て、パーカーを被り、地味なパンツと長靴を履く。地下鉄に乗る人はブランド品を身に着けることはあまりない。治安面の事もあると言えよう。

 

※日本人ぽい服装はすぐに分かります。観光客か地元民は雰囲気で一発です。言葉で説明するのは難しいけど「オーラ」が違います。

 

9.「ニューヨーカーオススメ!」と書かれた店には行かない

 

最近ではブルーボトルコーヒーが日本に上陸し、大行列で話題になったこともあった。「ニューヨーク」というだけでブランドが成立し、日本ではブームになったりすることはあるけど、「NYで人気」と掲げているような商品や店はたいていニューヨーカーは行かない。

 

雑誌とかで書かれる「ニューヨーカー」はメグ・ライアンなどの白人をイメージしているのだろう。NYには800万人の人がいる、その中には中国系やヒスパニック系などありとあらゆる人種がいるのだ。ニューヨーカー=白人というのは大きな間違いだし、白人がマイノリティということもある。お金を持っているという面では割合は多いだろうけど、普通のニューヨーカーはシェイクシャックでご飯を食べて、ブルーボトルコーヒーでお茶などはしない。幻想だ。

 

※800万人ニューヨーカーはいるので行く人もいます。東京で考えると休日にわざわざ込んでいるパンケーキを食べに行く人はいないですよね、それと同じです。

 

10.「当たり前」のマナーを行う

 

ニューヨーカーにはよく出来た人がたくさんいたりする。日本ではあまりないけど、ここでは当たり前のことがたくさん。

例えば、扉を開ける時に後ろに人がいれば抑えるし、電車やバスに妊婦や年配の人がいれば席を譲るし、ドアの前では降りる人優先にするし、どこでも挨拶は欠かせないし。

 

日本でも該当することはあるけど、これらは当たり前のこと。ニューヨーカーは自然に行う。このようなマナーがあるからこそいい距離感で保たれているのかもしれない。

たまに日が浅そうなヒスパニックとかは地下鉄でずかずかと乗り込んだりしているけど、そういう人を見ると哀れになったりするものだ。

他人に興味なさそうにしながらも、横目でしっかり見ていたりするので、馬鹿な日本人と思われないようにしてもらいたい。

 

※日本の「当たり前」とNYの「当たり前」は違うので理解しておいてください。

 

まとめ

 

僕がNYにいて何となく感じたことをまとめてみた。

これらを実践していたら、地下鉄や道を聞かれるようになったし、NYに馴染むようになった。僕からすれば絶妙な間柄なので、NYは凄くやりやすい街と言える。

「傘を差さない」などは除いた、他の都市でもあることだし、傘差す人も中にはいるので省略。

すぐに実践することはないけど、徐々にやっていけばあなたも「ニューヨーカー」の仲間入りだ。真顔でトライしてもらいたい。