読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

El Mundo

世界88カ国に訪れた備忘録。

【コロンビア】 ボゴタの国立大学(Universidad de Nacional)に潜入してみる。

スポンサーリンク

ボゴタ市内にあるコロンビアの国立大学に行ってみました。

2015年2月 1COP=約0.05円

 

◆はじめに

 

ボゴタにはたくさんの大学があり、「南米のアテネ」と呼ばれるほど。市内のあちこちに「Universidad」という文字を見かける。
大学生の自分としては、海外の大学の雰囲気を見るのが好きで、どのようなものかといつも大学を見学したりしている。
宿泊しているラ・カンデラリア(旧市街)にもたくさんの大学があるのだが、キャンパスが狭い上、学生証がないと入れないので訪れることは不可。
なので、敷地が広く名高い国立大学へ向かった。

 

◆コロンビアの教育事情

 

旧市街からトランスミレニオを1度乗り換えること25分、国立大学のある「Universidad de Nacional」駅に到着した。


『コロンビアを知るための60章」を読んでいると、コロンビアの教育事情が書かれており、国内おける教育格差は貧富の格差と同じように激しいようだ。
以下、この項については『コロンビアを知るための60章』を参考にして書き記す。

 

コロンビアでは5歳~15歳までの10年間、義務教育として教育を無償で受けられることができる。
日本の「小学校」「中学校」というような分け方ではなく、「就学前教育」「初等教育」「中等教育」「高等教育」と区別しており、
就学前教育が1年間、初等教育が9年間受けられる。就学前が幼稚園、初等が小学校&中学校みたいな感じだ。

 

中等教育が日本の高校にあたり、2年間の通学を行う。ここでは専門的な分野を学ぶことができ、学問系と技術系に分かれるようで、
日本よりも一つの学問に対して詳しく学ぶことができるという利点がある。そこで学んだ学問を、大学に入りもっと追求していくというわけだ。

都市部と農村部での格差については、いずれ書くことにする。


今回は大学に焦点を当てているので、大学について。

コロンビアには2009年時点で、282の大学がある。
複数の学部を持つ総合大学、大学機関、専門的な技術を学ぶ技術学校や職業技術学校の4つに大きくカテゴリーされている。
前者が日本の大学、後者が専門学校みたいなものだろう。

 

今回訪れたナショナル大学は、ラテンアメリカの大学top100に入っており、コロンビアの中でも一番優秀な学術機関だ。
大学に入るにはICFESと呼ばれる"センター試験"を受け、希望の大学の点数に達するまで試験を受ける。更に国立大学には、学校独自の試験も受ける必要があるため、
国立大学は学費が安い分、入学するには狭き門のため優秀な学生が集まる。東大や阪大などと同じような感じだ。

 

入るのに難しいコロンビアの大学、出るのも難しい。
大学に在籍し続けるには、成績平均を維持しなければならなく、基準が満たされないと退学処分に。成績平均は就職などに関わる問題なので、とても大事なのだ。


日本の大学は「入るのは難しいけど、出るのは簡単」ということで、学力が右肩下がりに落ちていく学生が多いが、コロンビアの学生は出るために必死になるため、勉強をする。
海外の大学で感じるのは日本の大学のように「わちゃわちゃ」していなく、どこか「真面目」という雰囲気が出ていることだ。

 

コロンビアの東大こと、国立大学。コロンビアの中でも優秀な学生が集まっている。
一体どういうところか、実際に大学を歩いてみた。

 

◆広大な敷地

 

キャンパスはかなり広い。学生を約4万人抱えているとのことだが、かなり余裕があるほどの面積。

日本の地方にある大学キャンパスぐらい大きい。

 

 

敷地内にはお菓子などのスタンドがいくつかある。大学の出入りは自由なので、学生を対象に売りに来るわけだ。消費者が限られているのである意味賢い選択なのかもしれない。

 

 

ここにいるのはコロンビアの中でも「エリート」だ。日本の大学とは違い、学内でキャピキャピしているのではなく、まじめな印象を受ける。

カフェが結構あるのだが、そこでグループワークしたり、芝生で本を読んだり、図書館の机で勉強したり。華やかさもあるけど、欧米の大学ぽく学問も両立という様子だ。

 

 

チェ・ゲバラが目立つ講堂。

 

 

大学内ではガイタン展がやっていた。ガイタンは1000ペソ札の肖像にもなっている。

 

 

大学内にもあちこちにグラフィティアートがあるので面白い。

 

 

自転車通学をする人もたくさん。ボゴタは自転車道が整備されているところが多いので、通学はしやすそうだ。キャンパス内を使っている人は見なかったけど。

 

 

 

コロッセオみたいな建物があったので、中に入ってみる。

 

 

1階はカフェテリア、建物1つにカフェ1つぐらい言えるような多さ。

 

 

ウチの大学の多摩キャンパスを思い出す雰囲気。

 

 

昼寝する人も。暖かい日だった。治安も校内はバッチリ。

 

 

のどかなキャンパス。本を読んだり、楽器弾いたり、おしゃべりしたり、ゴロゴロしていたり。

 

 

バイク多い。

 

 

フットサルやってた。

 

 

学生がたくさんいたスタンドがあったので購入してみる。

 

 

エンパナーダ(チキン)1,500ペソ。色々なソースかけて楽しむ。


◆学食

 

キャンパスの中央広場近くに食堂がある。

 

 

学食。一般5,500ペソ。学生4,000ペソ。レジが2つあって、一つは学部生用。もう一つは一般用。学部生のレーンは指紋認証でキャッシュレスというハイテクなサービスで凄かった。

 

 

少しお肉は堅かったけど、この値段でメイン、スープ、ドリンクを食べられるのは魅力的。メインは牛肉かチキンを選べる。

 


◆おわりに

 

コロンビア国立大学に潜入した。入口に警備員がいるけど、ドヤ顔で入っていけば問題なし。キャンパスは広くてきれいなので、オススメできる場所だ。

学食安いので昼時に行くといいかもしれない。ちなみにフリーwifあったけど、速度は遅かった。

トランスミレニオの駅からかなり近い場所にあるので、アクセスも容易だ。

 

【トランスミレニオ】

Zona E:U. Nacional

Zona K:Ciudad Universitaria