【ドミニカ共和国】 サントドミンゴの歩行者天国「エル・コンデ通り」
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サントドミンゴの目抜き通り「エル・コンデ」を散策しました。
2015年1月 1DOP=約2.6円
◆はじめに
常夏のサントドミンゴ。首都ではあるけども、大きな観光地ではないので、観光インフラは整っているわけでもない。
旧市街に初めて訪れた観光客は少し驚くだろう。「えっ、こんなもん」かと。あまり期待しないでもらいたいのが、サントドミンゴの旧市街だ。個人的には面白いと思うんだけど。
中でも、旧市街で観光客が集まる通りがある。それが「エル・コンデ通り」だ。ここはコロン広場から伸びている歩行者天国。道の両端には土産物屋が建ち並ぶ。サントドミンゴでもこの辺にしかないので、土産を揃うにはちょうどいい場所だろう。
散策したエル・コンデを紹介する。
◆エル・コンデ通り
↑インデペンデンシア門
コロン広場からインデペンデンシア広場まで1kmほど伸びるエル・コンデ通り。歩行者天国なので車が通る心配は必要ない。
警察も昼間は常駐しているので、犯罪の心配もいらない。
朝は開いてる店は少なかったけど、昼の12時頃になると大きな賑わいを見せている。土産物屋には欧米の観光客が覗いている、売るのはムラートやアフリカ系だ。
道で売る絵画、他のドミニカンよりも肌が濃い人が多い。ハイチ人だろうか。
エル・コンデは整備されているけど、そこから1本裏に入るとガタガタな道路がある。ここだけ少し異様な景色だ。ドミニカとは思えない。
土産屋が少ないサントドミンゴ。ココか空港でしか購入できないので、欲しい人は買っておくといいはずだ。
通りのあちこちにベンチがあるので、何となく休憩しながら歩き進める。アジア人は僕だけ、他は欧米人かドミニカンだ。だけどアジア人一人なので、声をかけられることはあまりない。完全に客としては対象外なのだろう。
少し寂しい半面、変に声を掛けられることはないので、気持ちとしては楽だ。
サントドミンゴでよく見かけるアイスチェーン。暑いドミニカではアイスは欠かせない、値段は少しお高めなので、店内にいるのは中間層以上だ。安いアイスはたまにコルマードとかで売ってる。
サービス業に従事する人が多いと予想されるサントドミンゴ。そのため、観光業というのは大きな基幹産業であろう。ツアーガイドは特に稼げる仕事だろうし、土産屋もそれなりの値段で売れていくので、やりやすいと考えられる。
でも、絵はそれなりの値が張るし、荷物が多くなるので労働とは見合わないはずだ。たまに買っていく欧米人いるけど。
前に驚いたのは、パナマの空港でチェックインカウンターに並んでいる時に絵を売る人がいたこと。空港内に物売りがいることに驚いたと同時に、そこで購入するアメリカ人がいたということに更に驚いた。彼らの感覚は分からない。
サントドミンゴの街を歩くと「Loteria」と看板を掲げたり、店頭に出している店が多いのが分かる。
これは宝くじのこと。ゲームなどのことも含むだろうけど、宝くじが結構人気なので、よくそこらへんで売ってる。当たるかは別として。市民の関心が高い。ラテンアメリカらしい。
平日の昼下がり、エル・コンデ通りを歩いた。すごーくのんびり歩いた上に昼飯も取ったので、インデペンデンシア広場からコロン広場までは1時間近くかかったけど、普通に歩けば10分ほどで歩けてしまう。
歩行者天国なので車の心配もいらない、たまに変な人がいるのでそこは気をつけて。
サントドミンゴ唯一の繁華街と言える場所であるので、一度覗いてみることをオススメする。ローカル感はあまりないので、覚えておいてもらいたい。