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【スペイン】美しきクエンカの旧市街を歩く。

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美しきクエンカの旧市街を歩きました。
 

2017年2月 1EUR=約120円

 

歴史的城塞都市クエンカ

 
スペイン旅行で訪れたクエンカ。マドリードから日帰りで行ける場所だ。
今回は、世界遺産にも登録をされたクエンカの旧市街を散策した時のことをレポートにする。
 

アクセス

 

バスターミナル、AVEの駅からどちらにしてもバスを使うことになる。AVEなら1番、バスターミナルなら1番、2番のバスがマヨール広場へと向かう。ちなみに2番はマヨール広場を経由しミラドールへと向かう。
 
1回1.25ユーロ。運転手さんに直接支払う。
坂を登っていき、マヨール広場に着いた時にはすぐに分かると思う。
 

マヨール広場(Plaza Mayor)

 
クエンカの旧市街の中心部。スペイン語圏に行くとたいてい中心の広場は「Mayor」だったりする。南米とかだとアルマスだったりするけど。
 
 
マヨール広場(マジョール広場)にはカテドラルがどーんと立ち、その周りにはバルやお土産物屋さんが建ち並んでいる。ここで全て事足りるのではないか、という具合だ。
 
 
カテドラル横に並ぶ家はカラフルでかわいらしい。朝だったけど、BARでのんびりするおじさん方が多かったな。
クエンカの旧市街はここを起点に歩き始めると分かりやすいかもしれない。
 

ミラドール(Mirador)

 
マヨール広場から坂道を登って行くとミラドールへと到達する。
このエリアは「Barrio de Castillo」と「城エリア」と実に分かりやすい名前となっている。
 
 
ミラドールがある駐車場沿いには2軒ほどのバルが並び、その裏は住宅地だ。
バスターミナル、AVEではないクエンカ駅から2番のバスで一本。
 
 
もしマドリードからバスで日帰りするなら、一気にミラドールまで来てしまって、後は坂道を下りて行くのがいいかもしれない。
 
 
ミラドール(展望台)はいけば分かる。人がそこそこいるからだ。
ここから眺めるクエンカの街は絶景。どうやってこう造るの??と感じるほど、断崖絶壁に家が建っているのだ。僕は怖くて住めない。
 
 
遠くにはクエンカの新市街も見える。谷で開けている。この景色を見てクエンカの街歩きをスタートしたいものだ。
 

宙吊りの家(Casas Colgadas)

 
 
クエンカ名物の「宙吊りの家」。ミラドールからちょっと見える。
家はマヨール広場からパラドールへ行く途中にある。
地図を見ると一発で分かるけど、人もいるので、流れについて行くのが確実かも。
 
 
途中家の横を通過するけど、そこだけだとまだ全貌は分からない。
全てが判明するのは、パラドールへ行く吊り橋で見えてくる。
 
 
吊り橋に出て後ろを振り返ると、宙吊りの家の全貌が明らかになる。
 
 
もっと宙吊り感があるのかなとは思ったけど、「よく建ってられるよな」と感じるほどの具合。
 
 
 
またこの吊り橋からの眺めがとても素晴らしい。断崖絶壁にある街並み。自然の力と人工が融合した奇異な景色だ。
 

旧市街

 
僕はマヨール広場からバスターミナルまでのんびりと散歩をした。
その間旧市街の中を通って行くのだが、この旧市街も見所の一つと言えるだろう。
 
 
 
前に居たのが地中海沿いだったので、このLa Manchaと海沿いの雰囲気は全くもって別物だな、と感じることができる。
そして街並みも地味に違っていたり。どこがどうなのかとか言葉では説明できず、あくまでも"感覚"での話だ。
 
 
クエンカの街、カラフルな建物が並んでいたりする。他のスペインの街でもカラフルな建物があったりするので、特段珍しいわけではないけど、日本ではあまり見かけることがないため、少しテンションが上がったりも。
 
 
どこか異次元に引き込まれそうな光。
 
 
こういう洗濯物が干してあるのもいいな。
 
 
世界遺産に指定されているとか関係なく、歴史的な建物が残されているということで、美しいな。
 
 
一時間ほどクエンカの街を散策した。幸いにも天気に恵まれたので、青空が美しく、気分良く散策することができた。
 

まとめ

 
クエンカの旧市街を散策した。新市街はスペインぽい街並みだけど、旧市街はちと違う様子だ。時間を広く使って散策していただきたい。