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【タイ】 ユニークな水掛け祭り「ソンクラーン」の攻略方法! 【保存版】

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タイの水かけ祭り、ソンクラーンの攻略法です。

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◆はじめに

 

世界一周の滞在中、タイにいるときに「ソンクラーン」というお祭りに出会った。

日本人には水かけ祭りとして有名だ。今回はその攻略方法を紹介する。

 

ソンクラーンとは?

 

タイにおける「旧正月」。この時期は日本のお盆のように、帰省をしたりする。

ソンクラーンという言葉はサンスクリットから由来している。元々は帰省をし、お墓や仏像に水を掛けることがメインであった。しかし、近年は過激な水掛け祭りの方がメインになってきている。この時期は祝日になるので、店が閉まることが多い。

 

毎年4月半ばに行われる。なのでソンクラーン時期は帰省ラッシュとなるので、タイ国内を移動する人は気をつけよう。

 

ソンクラーンの6つの注意点

 

①この時期、旅行者は問答無用で水を掛けられます。濡れても良い恰好で歩きましょう

⇒対策:バンコクだと殆どの地域で行われていますが、BTSやMRTの中は店内、歩道橋の上などは掛けられることはないので、もし外を歩く場合は上を歩きましょう。水着持参が便利。

 

②上述のように、タイの帰省ラッシュのため、全交通機関は込み合います。この時期に長距離移動するのは避けたほうがいいです。

⇒対策:もし移動する場合は早めに確保。基本はその都市で滞在するのがベストです。

 

③外国人にも有名な祭りなので、世界中から人が集まります。安いバックパッカー宿は順次埋まっていきます。

⇒対策:ソンクラーン時期に到着する場合は、事前予約必須。飛び込みでも大丈夫かもしれないけど、運次第。日本人が多く集まるカオサン周辺に泊まりたい場合は、ソンクラーンより前の時期に行くと、ベッドも空きがあります。

 

トマト祭りも同じですけど、カメラは確実に濡れます。カメラを持って歩いていると、現地人の標的になります。

⇒対策:防水カメラを持っていくと便利。スマホもジッパーに入れると問題なし。現地で首から下げるジッパーを販売しているから、そこに入れると安全。

 

⑤スリに取っても、このシーズンは稼ぎ時。人が多く集まるカオサン周辺、シーロム周辺では獲物を狙っています。

⇒対策:当たり前だけどポケットには何も入れない。現金は宿に置いていく。盗まれてもいい現金だけ持参。スマホは首から下げるか、置いていく。

⑥女性の方。セクハラ多いです。Tシャツ破かされたり、どさくさに紛れて触ってくる人が多いので、注意。

⇒対策:僕が男なので対策法がよくわかりません。

 

ソンクラーンの楽しみ方

 

ソンクラーンは楽しんだ者勝ちです。どこのお祭りでもそうですよね。

僕なりの楽しみ方を教えます。

 

1.武器を購入すべし

当然ながら「水を掛け合います」。手ぶらで行ったからには、手持無沙汰です。

なので長続きする武器を持つと、楽しみも倍増します。

一番手軽なのは水鉄砲です。これ、どこでも売ってます。

カオサン周辺でも、伊勢丹近くの露店でも。一番確実なのは大型スーパー。

BigCなり、Tescoなり、大々的に売り出していて、種類も豊富なので選べます。

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↑ BigCの水鉄砲売場。

 

2.仲間と一緒に行動するべし

お祭りですので、一人よりも複数人で動いたほうが面白いです。

カオサン周辺の宿、その他の日本人宿。この時期には多くの日本人がいますので、仲間を集うことも簡単です。欧米人の方と一緒に行動するのもアリです。

複数人で、かつ武器を持っていれば、タイ人の餌食となります。

そこで、水で応戦!そうすれば、立派な銃撃戦。向こうのほうが経験者で上手なので、とにかく水を打ちまくりましょう。

水は宿で仕入れておきましょう。ちゃんと許可を取ってくださいね。

カオサンとかには水を売ってるところもあります。戦いの後、現地の人に水を貰うこともアリ。

お互いに笑顔で終わることが一番です。

 

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ピックアップトラックの上から攻撃

 

3.奇襲戦法を活用すべし

ただ闇雲に水を掛けているだけでは、当然勝つことはできません。

なので、そこで1つ頭を使いましょう。

現地人は様々な所から水を掛けてきます。車の荷台、橋の上、家の2階など。「やられた!」と言う時には後の祭り。姿は消えています。

現地人に対抗するのはこちらも奇襲戦法を仕掛けるべきです。

 

一番安くて、奇襲をし易いのは「赤バス」に乗ること。

バンコクを旅行したことがある人には、お馴染みのバスかもしれません。1回6.5バーツ。時にはタダでどこでも行けるバス。

 

赤バス

 

何故赤バスなのか?

⇒エアコンなしのバスのため、普段から窓は開けっ放し。バス停に止まるため、基本歩道よりの車線を走る。2番や25番、47番バスは繁華街を走るので、人通りが多いエリア、つまり激戦区を通るので、バスの中から攻撃しやすい。

 

あまり使わないパターンかもしれません。けど現地人は赤バスに容赦なく攻撃してきます。

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↑ 被害例

 

バケツで水を掛けてくる何ていつものこと。こちらも応戦してやりましょう。信号待ちの時は加熱します。

ただ、何も関係のない一般市民が巻き込まれる場合もあるので、その時は察してください。水かけが嫌いな人もいるので。

 

以上が楽しみ方です。3日間連続で遊ぶと疲れます。1日でも疲れます。所々で休息を作りながら、水かけするのが良いかと思います。

とにかく激戦区では朝から晩まで騒いでいるので、体力がある人は一日中騒いでいるのも良い経験になるかもしれません。

 

バンコクの激戦区

バンコクに滞在していて、教えてもらった・体験した場所を紹介します。


カオサン通り


一番熱があるスポットかも。
終始水を掛け合っています。人が多すぎて身動きが取れないです。間違いなく、団体で動くとはぐれます。バーキンやKFCが待ち合わせスポットになっていますけど、そこも混雑しているので、会えない可能性高し。
この時期、道路も混雑。戦勝記念塔周辺は渋滞するので、路線バスから降りて歩いたほうが早いぐらい。
カオサンの1本裏はまだマシ。休憩に最適。とは言っても、人が少ないだけで水は掛けられる。
水だらけなのに、カオサン通りではパッタイ屋がいつも通り営業している。セブンイレブンも。食堂も営業しているので、ご飯に困らない。
ワイワイやりたい人はカオサンに行くと良い。


シーロム周辺


現地人が多く、こちらも凄い。一日中盛り上がってる。
ここを通る路線バスは格好の餌食。窓が開いてる赤バスは、外から水をかけられる。水鉄砲を持ってたら、こちらも応戦可能。水かけしたくない人は、迷惑そうな顔をしている。

現地の人と触れ合う、雰囲気を見たい人はシーロム周辺がいいかもしれない。BTSの改札を出た時から、水を掛けられると思ったほうがいいです。

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シーロム周辺。人が多すぎる。

 

◆おわりに

 

行かれる方はとにかく楽しんでください。僕は一日目で疲れて、それ以後はあまり水かけをしなかったです。

オンとオフを分けることが大事だと思います。また、この時期は水を掛けられても文句は言えないので、マイペンライ精神で滞在するのがよいかと思います。

1度は参加すると楽しいお祭りです。

 今年行かれる方、楽しんできてください。