El Mundo

世界89カ国に訪れた備忘録。

【旅】 意外だった国ベスト9

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世界一周で訪れて意外だった国、Best9を紹介します。

今回はランキングではなく、訪れた順に紹介。

 

1.ヨルダン

 

日本の中では「中東=治安悪い」「中東=テロ」などのイメージが先行されている。

しかし、この国はその中でもハッキリと「違う」と言える国。中東の中でも特に治安が良い国と言えるだろう。

 

この国で感じたことはイスラム教のホスピダリティ精神。皆が親切で気さくで、見返りを求めない。エジプトとかバクシーシを求める人がいるけど、ここはイスラム教の真の姿を見る事ができる。

 

人の優しさ、を感じ取れる国。顔立ちはトルコに近い。

 

↑街中で出会った子ども

 

↑バスで一緒だった若者 

 

2.スーダン

 

今回訪れた国の中で一番"イメージ"が掴めなかった国。来るまで未知だった。

行って感じたことは、「人が優しい」。

今まで紛争していたけど、街を歩いてるだけでは感じない。外国人が行くようなところは、問題がなさそう。

 

そして、スーダンイスラム教を信仰している人が多い。アフリカ人は親切な人多いけど、それにイスラム教も加わるから、お節介と思えるほど、優しくしてくれる。

観光客が珍しいので、カメラを持って歩いていると、声をかけてくる人も多い。ただ、スーダンは写真禁止な場所もあるので、注意が必要。

 

外国人登録やビザはめんどくさいけど、行った価値は十分にあった。

 

↑市場

 

↑若者

 

3.エチオピア

 

世界で一番嫌いな国。

 

唯一ダメだった国、意外というか驚かされることばかり。

「アフリカってこうなのか」と思ってしまったけど、この国だけ例外。

人がしつこいほどウザい、毎日疲れていた。こいつら何してるんだ?という奴らばかり。ここまでコーラが美味しかったことはない。

 

自然豊かだし、歴史的な建築物も多い。だけど、それを人で損している。地元民はいい人もいるけど、汚い奴らがそれを被せてくるほど強烈。

人間の闇の部分を常に感じていた。野性的な部分も。

人によって評価が違うので、一度訪れて見て、肌で感じてほしい。

 

↑ワイルドなおばちゃん

 

↑中には気さくな人も

 

4.ルワンダ

 

日本人が思う描くアフリカと真逆な場所。

 

街にゴミは落ちてない、夜も歩ける、治安良好、ビニール袋使用禁止など。

シンガポール以上に綺麗な首都・キガリ。辛い歴史から立ち直ろうとしている。

過去と現在、その2つの場面に目を向けてほしい。

 

↑バイクタクシー。アフリカでは珍しい「2人乗り&ヘルメット着用義務」

 

↑丘の街・キガリ。夜景も美しい。

 

5.ジンバブエ

 

ハイパーインフレを起こして、一時期日本でも話題になったジンバブエ

イメージでは「白人排除して、国の経営傾いて、結果インフレ」。実際その通りなんだけど、旅をしているだけでは経済が破たんした国とは思えないほど、落ち着いていた。

どことなくアメリカの地方都市に似ていて、治安も悪いとは感じず。英語も通じるし、米ドル使ってるからアメリカにいる感覚だった。

 

ちなみに100兆ジンバブエ$と50億ジンバブエ$は5ドルで購入した。

 

ジンバブエ鉄道。満点の星空の中を走っていた。

 

↑ブラワヨのマーケット

 

6.アラブ首長国連邦

 

オイルマネーの凄さを実感。肌でUAEの勢いを感じた。

そしてドバイ人が街を歩いていない、僕が行ったところにはほとんどいない。

見るのは観光客やビジネスマン、出稼ぎ労働者ばかり。公用語アラビア語なのに、英語も普通に通じるローカルショップ。

暑さや雰囲気は中東なんだけど、他の国とは違う都市景観だった。

 

ブルジュ・ハリファ

 

↑ドバイモール

 

↑旧市街

 

7.沿ドニエストル共和国

 

厳密に言うとここは「国」ではない。国連や他国からも承認されていない国。"自称国家"である。

沿ドニエストル共和国は、今でも「ソ連の一部」として活動する国。独自の軍隊も持ち、リーダーを建て、通貨もドニエストル・ルーブル

やってることは国家レベル。

雰囲気はソ連のよう。無駄に大きな無機質な建物と、広い道路、トロリーバス

一番"特殊"な場所であった。

 

レーニン

 

8.コソボ

 

日本人がイメージしにくいバルカン半島、その中にある小国コソボ

日本は国として承認しているが、承認していない国もまだまだある。

"華やかさ"とは無縁な首都・プリシュティナ。紛争や民族対立など暗い歴史がある。

そして、アメリカと密接な関係であることも、僕を「意外だな」と思わせてくれた。

 

↑噴水で遊ぶ子どもたち。のどかな雰囲気。

 

 

クリントン

 

9.パナマ

 

経済都市。第二のシンガポール、と呼ばれるほど、今勢いがある都市。

ビルがどんどん建てられ、中米一のインフラ整備。新興国としての勢いを、感じられた。

水道水を飲める上、物価も安い。その上、中米では珍しい黒人社会。イメージと違うう事ばかり過ぎて、毎日が新しい発見だった。

数年後、どうなっているのか気になる。

 

↑中米初の地下鉄建設を進めている。

 

↑新市街の夕陽