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【オマーン】 マスカットの街情報

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マスカットの街情報をご提供します。

2014年8月 1OMR=約277円

 

◆マスカットの交通

 

オマーンに鉄道は走っていないので、マスカット市内を動く時は車か徒歩しか手段はない。

タクシーはどこでも走っているが、値段交渉が必要な上、若干高い。しかし、ハイエースを使ったルートタクシー(乗合タクシー)は安いので使い勝手が良い。

 

マスカット市内の移動なら、100~500BIS(約28~140円)。

マトラ~グランドモスク:400BIS

グランドモスク~グランドモール:100BIS

グランドモール~ルイ:300BIS

ルイ~マトラ:100~200BIS

ルートタクシーでは値切ることはできない、そもそもオマーン人が値切るようなことはしないので、言われた通りの値段を支払おう。

 

都市間交通は高速バスが走っている。最大の会社はONTC、他の会社もいくつかあるので見比べてみるといいだろう。

 

◆マスカットのご飯処

 

マトラで毎日通っていた食堂。

【オマーン】 マスカットの美味しい食堂 - El Mundo

 

ルイにもルイ・ハイ・ストリートを下っていくと、地元民で満席のコーヒーショップがある。

 

中ではファストフード系の料理を提供。

 

 

数字はアラビア語。肉のサンドウィッチでも200~250BIS(約55円)ぐらいなので安い。2つ食べてちょうどいい量。

 

 

民族衣装を着た現地人で満員。女性はテイクアウトだけ。

 

 

◆マスカットのショッピングエリア

 

マスカットで買い物するとなると、マトラにあるスークかグランドモールにあるショッピングセンター&スーパーマーケットになってくる。

お土産を買う時、少し高くても民芸品などがいいならスーク、食べ物やばらまき用ならスーパーがいいだろう。

 

【オマーン】 オマーン最大のショッピングセンターに行く - El Mundo

 

【オマーン】 中東屈指のマトラスークをぶらり - El Mundo

 

 

◆マスカットの観光スポット

 

マスカットに観光名所は少ない。少ない中でも、いくつかあるのだが、僕が訪れたのは中東の中でも最大級の大きさを誇るグランドモスクだ。

 

【オマーン】 オマーン最大のグランドモスクに訪れる - El Mundo

 

モスク好きなら楽しめるはずの場所。

 

◆マスカットのATM/両替

 

マスカットにはATMがそこらじゅうにある。Bank of Muscatは何故かPlusの新生銀行が使えなかったのだが、他の銀行なら使えた(名前失念)。

ルイにもマトラにもショッピングセンター内にもATMはある。

 

オマーンは1OMRが277円と1つの紙幣に対して、料金が大きい。

なので1OMRや100BIS札がかなり役立つのだが、高額紙幣を引き出すと、50OMRとかが出てきてしまうので、使い方に困ってしまう。

スーパーならおつりはくれるけど、ローカルレストランやルートタクシーでは確実に支払いを拒否されるレベル。

 

なのでどうするべきか、そういう時は現地の銀行に訪れよう。

銀行の窓口みたいなところに行って、「お金細かくして」と言えば、少額紙幣に両替してくれる。日本でやってくれるように、どこの国でも殆どの確率でやってくれるので、オススメな両替手段。安心だし。

マスカットの銀行マンは英語が話せるし、女性も働いて華やかだった。気をつけてほしいのが、銀行の営業時間が午前中であること。時間と曜日は確認しよう。

 

マトラ、ルイ地区共に両替所はある。ルイのほうがレートはいいのかもれない。

日本円からオマーンレアルに両替するのは、かなりレートが悪い。米ドルやUAEディルハムなどがそれなりのレートなので、事前に替えておくとよい。

 

◆マスカットの宿情報

 

【オマーン】 マスカットの宿情報 - El Mundo

 

3軒のホテルに宿泊したので、参考にして頂けると幸いだ。

 

◆マスカットの治安

 

オマーンは日本並みに治安がいい国の一つだ。

夜でも女性、子どもが出歩いている。イスラム教の国は概して治安がいいので基本安心して旅行ができる。

もちろんスリや置き引きなどは可能性としてなくはない、だけど神経を尖らせる必要はないし、怯える必要はない。なので気楽な気持ちで過ごしてもらいたい。

 

◆マスカットを楽しむために

 

マスカットは穏やかな場所だ。夏に訪れると暑さにダウンしてしまうので、春や秋に訪れるのがベストだろう。温暖な気候の中で過ごせる。

 

オマーン人は親日の人が多い。話しかけてきて「日本人」だと伝えると、一気に笑顔になって親密になる。

「何か困っていることはないか」「お腹は空いていないか」などなど。日本に対して好意的な目線の人が多い。

 

「中東の中の日本」。オマーンの話を見たり読んだりしていると、オマーンは中東の中で日本のような立ち位置を目指したいようだ。

これを知ったとき、オマーンに対する印象や思いがガラっと変わった。素直に嬉しい気持ちだ。

 

純粋な気持ちで旅を楽しめる、それがオマーンという国なのかもしれない。ゆっくりとした旅行に向いてる場所だろう。

次の旅行先に「オマーン」という文字を候補に入れてもらいたい。