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【グアム】 ローカルな雰囲気が広がる「デデド朝市」

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グアムのデデド朝市に行ってきました。

2015年3月 1USD=約120円

はじめに

 

グアムには土曜から火曜まで滞在していた。週末にグアムに訪れたからには是非行きたいところがあった。それが「デデド朝市」だ。デデドという町で土日に行われている朝市、マーケットが好きな僕からしたら是が非でも行きたい場所であった。

 

アクセス

 

デデド朝市には3つのアクセスパターンがある。

1.シャトルバス 2.タクシー 3.レンタカー

 

1.シャトルバス

 

デデド朝市まで向かうシャトルバスは2種類ある。

JTB系列が運行する朝市シャトル(往復7ドル)

http://www.visitguam.jp/travel/pdf/201410_asaichi.pdf

② H.I.Sが運行するフリーマーケットシャトル(往復5ドル)

グアム旅行なら、H.I.S.グアム | H.I.S.グアムはここがスゴイ!-現地支店やトロリーが安心・便利

 

乗車場所は市内を巡回するバスのバス停と準ずることが多い。たいていのホテル前では停車する。朝早いので乗り遅れには注意しよう。

チケットは車内で現金購入。H.I.S系列のほうが2ドル安い。

 

メリット:一番安く朝市へ行ける

デメリット:バスの時間に合わせて動かなければならない

 

2.タクシー

 

 

グアムには流しで走るタクシーはない。基本電話で連絡したり、ホテルで予約してもらうことになる。たいていのホテルにはタクシー用のカウンターがあり、そこでドライバーと交渉することも可能。

今回宿泊したパシフィックベイにはタクシーカウンターがあり、各種料金表があった。

 

 

朝市へ向かう時、シャトルバスを使おうかと思っていたのだが、ドライバーに話しかけられて「往復7ドルでいいよ!」と言ってくれたので、即OK。本来は10ドルなのだが6人で移動するということもあり安くしてくれた(かも)。

グアムの人はノリ良い部分あるので、2人や3人でも安くしてくれる可能性大。とりあえず交渉しよう。たいていのドライバーは日本語通じる。

ちなみに、パシフィックベイによくいる「ルック」というドライバーはいい人。

 

メリット:時間を有効に使える。好きな時間に移動できるので制限がない。

デメリット:人数が少ない場合は割高になる場合も。

 

3.レンタカー

 

グアムに数日滞在する人でレンタカーを持っている人は、車で移動するのがいいかもしれない。

デデドからなら10分ぐらいだし、グアムの運転マナーは総じて良い。土日の朝は車が少ないので走りやすいだろう。

 

 

時間を有効的に使えるし、しがらみもないので、自由に動きたい人には向いているかも。朝市周辺には駐車場がいくつかある。2ドルぐらいかかるので覚えておこう。

上の写真なら1時間までなら2ドル、それ以後は1ドルずつ加算されていく。

時期によっては駐車場が満車の場合もあるので、気をつけて。

 

メリット:時間を有効に使える。好きな時間に移動できるので制限がない。

デメリット:駐車場が満車の可能性あり。

 

◆デデド朝市

 

グアムのフリマ「デデド朝市」。朝6時~9時頃まで行われている。朝が苦手な人にとっては大変かもしれない。

外市場なので雨が降った時は大変、訪れた時には何度か雨が降ったので、面倒だった。一応屋台にはテントがあるので、雨よけにはなるけど。

 

日曜日の朝7時前。そこまで店の数は多くはない。ルックさんによると、土曜日のほうが店や賑わいはあるとのこと。日曜はキリスタンはミサだし、基本はお休みの日なので、ゆっくりするからだ。

 

 

グアムにはフィリピンからの移民が居る、と聞いたことがある。朝市にいるような人もフィリピン系がいたりする。

ポリネシアン系などの区別は出来るけど、すごく似ている部分もあるので難しいところも。

 

 

現地人も多いけど、日本人もかなり多い。想像以上。何だか異様な景色だ。

日本語が通じる店もあるし、日本語の張り紙がある店もある。誰を商売相手にしているのかすぐに分かる。

 

 

お魚屋台。「写真撮っていい?」と英語で聞いたら、ビックリした顔をされた。

違う人に「OK」と答えてもらったけど、こちらが驚きだ。英語が通じなかったということはないと思うけど、もしかしたら現地語オンリーの人もいる可能性があるということ。

そして、現地民しか買い物をしないところなので、日本人に声をかけられたのが珍しかった可能性。

一番大きいのは日本人が英語を話すということ。それだけグアムに来る日本人は英語を話せないということがよく分かった。

 

 

無造作に並べられた衣類、goodです。

 

 

グアムぽくない商品まで。何でもアリです。

 

 

現地人と日本人がいる屋台がハッキリと分かれているので、こちらとしてはやりやすい。英語やローカル語しか通じないので何だか嬉しくなってしまう。それぐらいグアムは日本語が通じるので、困らないんです。

 

 

基本的に屋台は車に横付けされて出ているので、目立つ。車もピックアップやバンなど運びやすいモノが多い。

 

 

ポリネシアらしい衣装。

 

 

デデド朝市は2箇所に分かれている。1つが上で紹介した駐車場。2つ目が土の場所だ。徒歩で2,3分ほど離れている。

場所を説明すると、ベーカリーや串焼きBBQに面した通りを真っすぐ進んでいけば到達する。

 

 

先ほどの場所とは違い、よりローカル感が出てきた。ここは日本人は少ないし、日本語の看板もないのでgood。

 

 

ローカルの生活の一部が垣間見れるのが市場は楽しい。ハンマーでお魚砕くなんて日本ではやらない。

 

 

こういう風に一生懸命服を探す姿もgood。ぐちゃぐちゃの衣類もいいポイント。綺麗すぎると面白みに欠けてしまう。

 

 

Tシャツは3枚で10ドルと安すめ。SCやお土産屋で買うと3枚で20~25ドルぐらいするので半額だ。品質を気にしない人、自分で着る人、大量にお土産でばらまく人にはいいかも。

 

 

少し気になったのが、台湾資本(恐らく)が入っているということだ。

位置関係ということもあるだろうけど、所々に繁体字が見れたし、テレビも台湾のTV見れるし、ローカルな中国系の人いるし。

フィリピンだけではなく台湾も入っている、ということが少し発見したこと。

 

 

こういう屋台好きです。グアムに大きな市場があればいいんだろうけど、米資本のスーパーがあるので必要はないのかな。

ここでは中国系(台湾人?)がスーパーでは手に入らないような野菜を販売している。需要はありそうだ。グアムで育てられる感じではないので、独自のルートがあるのだろう。

 

 

ローカルな雰囲気をより見たい人は、アスファルトだけではなく土の場所にも行ってみると面白いかもしれない。

それほど店は多くはないけど、雰囲気を味わうだけでもいいだろう。

 

 

朝市で食べたい!ローカル朝食

 

朝市で是が非でも食べたいものがあった。それが「GOTO」だ。ゴトー、ゴトゥー。呼び方はさておき、これがどのようなご飯なのか。

簡単に言うと「おかゆ」である。フィリピン系の料理、わずか1食3ドルと激安だ。

 

 

店の名前は「A & L Foods」。アスファルト側に屋台がある。日本人多いし、立て看板が出ているので分かりやすいはずだ。GOTOは3ドル、チャーハンも3ドル。串焼きBBQは1ドルとお安い。

屋台なのでチップもいらない、おまけに店員さんはカタコトな日本語を使うので親切。少しおネェぽいのが面白い。

 

 

ちゃんとイートインスペースもあるので安心。外側は雨が降った時に濡れると思うので覚悟しておこう。朝早めに入れば空いているけど、バスとかの時間帯に重なると混む。

 

 

3,4分ほどでGOTO到着。日本のおかゆとは違って、既に味があるので食べやすい。

肉も入っているし、温かいのでお腹にはとても優しいご飯だ。結構ボリュームがあるので、あれこれ食べたい人はシェアするなどしよう。女の子なら2~3人で1つでちょうどいいかもしれない。

 

 

 

串焼きBBQ(1ドル)のお店やジュース(2~3ドル)のお店もあるので、ご飯には困らないはずだ。一周して値段や商品を確認して購入するといい。

 

まとめ

 

土日の朝のみに開催されるデデド朝市。興味ある人は早起きして行くといいだろう。

ドライバーのルックさんによると、日曜よりも土曜日のほうが活気があるということで、土曜日に行くといいかもしれない。

朝ごはんを食べる場所もあるし、クソ汚いけど一応トイレもある。スーパーやベーカリーもあるので、多様な食スタイルがあるので困らないはずだ。

 

観光客は日本人と韓国人が殆ど。それ以外の観光客はあまり見ない。たまに中国人がいるぐらい。ローカルなアジア系はフィリピンや台湾系だろう。

日本人を相手にしている店は日本語が通じるけど、ローカル相手にしている店は英語か現地語オンリー。最低限の英語は知っておこう。グアムは一応海外だ。

 

グアム滞在が土日に重なった人は訪れてみるといいだろう。土曜に出るという人でも午後便なら朝市には行って帰ってこれるので、時間を有効的に使ってみよう。