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世界89カ国に訪れた備忘録。

タリン→ヘルシンキ、「Eckerö Line」でわずか19ユーロの船旅。

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タリンからヘルシンキへ戻る際、行きと同じように「Eckerö Line」のフェリーを使用した。行きとそこまで内容は変わらないけども、一応参考として載せておく。

kouhei50.hatenablog.com

チケット購入

チケットは事前に購入。各会社のHPとVELTRAというオプショナルツアー予約サイトを比較した結果、VELTRAが一番安かったのでここで購入。日本語ページもあるし、バウチャーも日本語の案内付きで分かりやすかった。値段は片道19ユーロ、船会社で往復を購入すると40ユーロだったので、お得。ちなみに僕はセール期間ではなかったこともあるのだが、セール中は日帰り往復だとお得だったりするので、是非チェックしてもらいたい。

タリン→ヘルシンキ

タリンには3ヶ所船着き場がある。1つが「ターミナルA,B」2つ目が「ターミナルD」、3つ目が「市民ホール」だ。ターミナルA,B,Dは大型船、市民ホールは高速船と分かれているようだけれど、その時によって運用が変わったりするので、出発・到着のターミナルはチェックしてほしい。

地図

このEckerö LineはターミナルAから出発。Viru Keskusというショッピングセンターから2番バスで1本。ターミナルDを経由し終点が港となる。バス停を降りると、すぐ後ろが港。

中に入り、右手のカウンターでチェックイン。バウチャーとパスポートを提示し、チケットを受け取る。上にのぼり、免税店の横を通過し、ゲートへ。混んでなければ入り口からゲートまで5分ぐらいで行ける。チェックインは1時間前を目途に。出発30分ぐらい前になると打ち切るので注意してもらいたい。また免税店はそれなりの安さだけれど、興味なければ買う必要はないかなと。

置いてあるのが殆どがお酒かタバコ、チョコやお土産もあるけど心を打たれるようなものはなかった。出発30分ぐらい前から乗船開始。各々好きな席へと確保していく。

行きと同様、今までの旅を思い返していた。船で国境越え、何年振りだろうか。世界一周以来なので2年振りか。今までの僕は7回船で国境を越えたことがある。1回目が大学1年の時、2011年の夏にトルコからギリシャへ高速船で移動した時、船酔いでロドス島の港でしばらく風に当たっていたのは、今思うと滑稽であった。2回目が同じ時期にギリシャのパトラからイタリアのバーリへフェリーで。シェンゲン協定内だったので、審査とか何もなかった。ただWIFIないし、ソファも満足に確保できなかったから苦痛だった覚えがある。3回目が大学2年の春休み、香港とマカオをフェリーで往復した時だ。4回目から7回目までが世界一周中、ヨルダンからエジプトへ、エジプトからスーダンへ、フランスからイギリスへ、そしてアルゼンチンとウルグアイをフェリーで往復した。

 

エジプトからスーダンは「過酷」だったけど、一番「旅」をしていたなって。ナイル川を下る旅で、20時間ぐらい乗ってた印象がある。僕と一人の日本人、そしてドイツ人女性を除いては全員現地人。男性と女性で部屋が分かれているから、男性のエリアがむさ苦しかった。でも相席したスーダン人がオマルという名前で親切だった。あの時は警戒していたけど。あまりフェリーには乗りたくないけど、船で国境を超えるというのは一種の「ロマン」でもある。

そう思い返している内にフェリーは出航。定刻よりも10分ほど早い。ヘルシンキからタリンへ乗った時も半分ぐらい客は少ないと感じた。結構ガラガラでのんびりすることができた。

特にフェリーですることはない。免税店を覗いたけど、大したお土産も売っていなく、何も買わず。フィンランド人が酒を数ダース買っていったけど、俺そんな酒飲まないし、すぐ日本帰るので要らない。ムーミングッズもないので、別に見なくてもいいかなと思った免税店。

ネットをつなぐにしても、そこまでネットを見る意欲もなかったので、ただただボーッと過ごしていた。たまにデッキに上がって、風当たって、海見て、「あ、もうすぐ着くんだな」と遠くに見える陸地を見ながら感じていた。

14時半、ヘルシンキの港に到着。勝手が分かる場所なので妙な安心感。下に降りて、目の前のトラムに乗り込む。と、その前に券売機で1日券を購入。フェリーの到着に合わせてなのか、5分に1本ペースで出ていたので、さほど待つことはなかったので良かった。

まとめ

タリンからヘルシンキまでEckerö Lineというフェリーに乗車した。土曜の昼間の移動だったため、ガラガラの船内であったが、これが夜になるとそれなりの混雑だったに違いない。優雅な船旅を楽しむことができる。タリンへ行かれる際はどうぞ。