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世界89カ国に訪れた備忘録。

【セネガル】鮮やかな「バラ色の湖」ラックローズに訪れる。

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ダカール郊外のラックローズへ行ってきました。

2016年3月 1CFA=約0.2円

 
◆はじめに
 
 
ダカール郊外の「ラックローズ」。
旅人の間ではピンク色の湖として知られている。しかし実情はピンクではない。
よく見る写真は120%加工しており、ピンク色に見られるのも「超」条件が良い時ではないと無理だ。
とはいえ、基本的には「赤」の色をしているので、どんなものかと見にいった。
 
また、今回は宿でご一緒になったU10さんとmayuさんとご同行しました。
以下がお二方のブログとなっております。ご覧ください。
 
◆アクセス方法
 
 
アクセス方法は以下の記事で紹介しているので、ご参照していただきたい。
記事:
簡単な流れとしては、
① 各位置より路線バスに乗車。300CFA(約60円)。
② 「Poste Thiaroye」(ポスト・チャーロイ)の交差点で下車。
③ 道路を渡り「73番」の始発バスに乗車。400CFA(約80円)。
④ 終点がラックローズの湖前。
 
◆ラックローズ
 
 
さあ、バスで到着したラックローズ。目の前が湖ということでどんなものかと気になる。
このラックローズ、赤くなるには条件が整わないといけない。
 
プランクトンや鉱物の影響で赤くなるということだが、日本の赤潮と同じようなものだろうか。
赤くなるには、風が強くて太陽が出ている時ではないといけない。なので曇り空や無風の時だと、ただの塩の湖になってしまう。
この日は快晴で風も強い。条件としては良い時のはずだ。
 
バスを降りて、湖の方を眺めると・・・。
 

 
あれ、普通の青色をしている。おいおい・・・。
 
と思いきや。
 
 
お!
お!
お!
 
 
赤くなっている。近づいてみることに。
 
 
赤い、これは期待。
 
 
そしてちょっと移動してみると・・・。
 
 
赤い。赤すぎる。期待以上の赤さ。
 
 
期待しなかった反面、良い景色を拝めることができた。
これは恐らく条件が良かったものからだと考えられる。
 
 
しばし、この赤さを眺めた。
 
 
それにしても訪れて良かったと思うほど、赤かった。運が良かったのかな。
 
 
湖には何があるというわけではない。土産物屋と塩の作業場がある。
土産物屋やボートの勧誘は「ハロー!マイフレンド!」と胡散臭く呼んでくる。
ただ英語がそこまで出来ないので、あーだこーだ返すと理解してくれない。フランス語がやはり主流である。
 
 
塩を買いたいな、と思っていたのだけれど、塩が湿っている上に、1袋500CFA(約100円)と高かったので買わなかった。
どこのおばちゃんや土産物屋も売っているものが同じで、値段もさほど変わりがない。
 
 
ボートも湖のほとりで綺麗に見えたことで、乗らなかった。
一番安く乗れるのは1,000CFA(約200円)ぐらいなのだが、値段交渉が必須。
今回の言い値は最安2,000CFA(約400円)。最高が5,000CFA(約1,000円)。ボートは1艘の値段なので、人数が多いと一人当たりの値段が安くなる。
 
 
奥に行けば、塩を取る作業を見られる。見ていても特にお金を要求されることはない。
久々に観光地に行ったので、色々声をかけられたけど、そこまでしつこくはない。「No」と言えばそれ以上言ってこないので、エチオピアに比べると数億倍楽。
一緒に行った人とここに来る前に話したのだが、客引きとかは一回エチオピアに留学に行ったほうがいいんじゃないか、ということ。行けば相当ウザくなるはず・・・。
 
 
ラックローズは海水の10倍、死海の1.5倍ということで浮かべるのだが、この時期のダカールは20度ぐらいと涼しいので、入りたいと思わない。
しかも指ケガしていたから絶対に嫌だなと。シャワールームは無料で使えるらしいのだが、どこにあるかは不明。
 

トイレはこの白い建物。紙とかはありません。
 
 
所々に中国企業の旗が。やつら、ここまで勢力を伸ばしているのか・・・。
これは旅行会社か小さい航空会社のものだから、ツアーなんだろうけど。
 
 
バギーも楽しめます。アフリカ系の観光客が楽しんでいた。
日本人のツアーご一行様も訪れていたけど、一番赤いところはスルーしていたので、個人で訪れるほうがいいかなと。
 
 
ラックローズには1時間半ほど滞在して、何も買わずにダカールへ戻っていった。
 
◆おわりに
 
 
ダカール郊外のラックローズへ訪れた。
たまたま赤い景色を見ることができたけど、これもタイミングが良かったからだ。
「快晴」「風が強い」「午後」という条件が当てはまれば行ってみるといいだろう。
ダカールからバスを乗り継いで3時間ほど、午前に出て、午後に到着して、夕方ぐらいにダカールに帰るのがいいだろう。