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世界89カ国に訪れた備忘録。

【タンザニア】 「アフリカの楽園」ザンジバル島でのんびり

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ザンジバル島でのんびりしていた話です。

2013年6月 1TSH=約0.06円

 

インド洋に浮かぶザンジバル島。昔は東アフリカの貿易の中心地として栄え、かつてのオマーン国王がザンジバルの美しさに惹かれて都を置いた場所でもある。

治安が悪いと言われるタンザニアにおいても、ここは治安が良いとして知られ、美しいリゾート地として多くの観光客が訪れている。

 

ザンジバル島の東に位置するジャンビアーニ。この小さな村でのんびり数日間過ごした。

 

 

◆のどかなジャンビアーニ

 

島の玄関口・ストーンタウンから車で2時間でジャンビアーニ村に到着する。

ここに観光客は居ない、数人の日本人と現地人のみ。観光名所もないし、スーパーもないし、電気・水道も微妙なエリア。

周囲には一軒家とモスク、小さな商店があるだけ。Wifi何てあるわけない。

 

都会っ子の僕からしたら耐えられない環境だ。

しかし、僕はこの場所を気に入ったのだ。

 

 

のどかな風が吹くジャンビアーニ。

一日中ボーっとしているだけで、あっという間に時間が過ぎていく。

 

 

せかせかと旅をしていたけど、落ち着くことができる場所に来れた。

ゆっくりすることは苦手だけど、島でゆっくりすることは好きだ。

 

 

◆ジャンビアーニの娯楽

 

クラブもないしナイトバーもない。ヤシの木が立っているだけ。

別にクラブに行くような人間ではないので、なくても問題ないけど、住んでいる人はどんな娯楽をしているのか気になった。

 

 

村内を歩いている時に、彼らの娯楽を見つける事が出来た。

それは、コレだ。

 

 

サッカーだ。

試合をしていたのだが、村人全員が集まっているのではないか?というぐらい人がいた。

 

 

ゴールが入れば女の子は喜び、子どもは駆けまわる。純粋にサッカーを楽しんでいた。

サッカーのルール分からないし興味ない僕でも「あーいいな」と思ってしまうほど。サッカー詳しい人曰く「身体神経で試合をしている」とのこと。

 

 

試合が終わると子どもらがグラウンドに侵入してわーわーしていた。

ボール一つでこんなに盛り上がるのか、と感心。

 

 

短い時間だったけどいいものを見せてもらった。

 

 

◆ジャンビアーニのオアシス

 

目的がない限り、このジャンビアーニ村に来ることはない。

今回訪れた理由は「ハジさんの家に泊まるため」だ。

 

タンザニア人のハジさん、アフリカを旅する人の中では有名人。このジャンビアーニ村でゲストハウスを運営している。

1泊15USD、wifiもないし水シャワーだ。しかし家は清潔に保たれ、朝夕食とハジさんが作る料理を食べる事が出来る。

このハジさん、昔は料理人であったため、味もピカイチだ。

 

↑マグロを買ってくれば捌いてくれる

 

ご飯は毎晩炊いてくれるので、醤油とワサビ、酢があればマグロ丼が完成する。

海鮮類が主軸になるので、魚介類が苦手な人には辛いかもしれない。要望も聞いてくれるので食べれないものは素直に言うのがベストだ。残すのが一番失礼にあたる。

 

 

マライカゲストハウスの外観。ジャンビアーニ村では有名な存在なので、ジャンビアーニでボダボダ(乗合トラック)を降りた後、人に聞けばすぐに教えてくれる。

 

 

疲れた体を癒してくれる場所、それがジャンビアーニにある。

 

◆宿情報

マライカゲストハウス

値段:15USD(USD、TSHで支払い可) ※朝夕食付

サイト:なし。飛び込みでも大丈夫

Wifiなし、水シャワーだけど清潔