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世界89カ国に訪れた備忘録。

【旅】 個人的に感じる「世界で治安が悪い都市」ワースト10

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海外を旅して治安が良い場所と悪い場所に訪れた。なるべく治安が良い場所に訪れようとはするのだが、どうしても通らないといけない場合など、避けて通れない事案によって行かなければならない場所もある。世界88ヶ国、200都市ほど訪れた中で、「治安が悪い都市」を独断で選定しました。セキュリティー管理は厳重に。

ちなみに、2014年度の「治安が悪い都市」ランキングが発表されたが、ここに出ている町は殆ど該当していない。

最も危険な国はどこ?世界で一番治安が悪い都市ランキング2014年度版

10位 メキシコシティ(メキシコ)

メキシコの首都メキシコシティ。何となくではあるけど治安の悪さを感じていた。東京並みの首都圏を保持しているので自ずと人が集まってくるのが理由、ゴミゴミしている上、公共交通機関も混んでいるので、スリや置き引きなどの軽犯罪面では注意が必要だと感じた。 昔はマフィアの抗争は一般人を巻き込まなかったらしいが、近年の「エセ・マフィア」は一般人を犯罪に巻き込むようだ。民間人からモノを盗んだり、見せしめに殺害するなど。旅行者も例外ではない。メキシコシティも広いので治安が悪いエリアと良いエリアがハッキリ分かれている。過ごしていて楽しい街なので、訪れてほしいとは感じるが、行く際には事前に危険なエリア情報を見ておくといいだろう。

9位 サンパウロ(ブラジル)

南米の経済都市・サンパウロ。先日のW杯では街中で盛り上がりを見せていた。しかし前々から心配されているサンパウロの治安、同じく大都市のリオも治安があまりよろしくないけど、五輪へ向けた犯罪者一掃の影響で悪いヤツがサンパウロに集結しているようだ。 サンパウロもメキシコシティ同様広い。なのでエリアを把握する必要はあるが、セー広場周辺は気を付けたほうがいいだろう。

 

平日の日中なら人通りが多いので、スリとかに気をつければいいけど、土日になると人がいなくなる上、薬ヤッテる奴がたむろしているので怖い。刃物持って歩いていたおじちゃんがいたぐらい。夜は100%行かないほうがいい。リベルダージや中央市場周辺、パウリスタ通りは治安がいいので歩いていて問題はなかった。

8位 ブカレスト(ルーマニア)

ヨーロッパの中でもビビったのがブカレストだ。訪れる前はさほど悪いとは思っていなかったが、実際に行ってみて「これは・・・」と感じた。なぜか、それは「野良犬」の存在だ。人はまだ言葉が通じる上、行動も読めるので、最悪なんとかなる。 けど動物はどうにもならない。20年以上前の独裁者・チャウセスクが残した「負の遺産」が彼の飼い犬だ。彼が死んで野良犬と化したワンコたち、今となっては地元民を脅かすほどの危ない存在に。

 

まだ黙っていればカワイイもの、犬たちが人に噛みつくから厄介だ。耳にバッチがついている犬は狂犬病の検査を終えているけど、中には持っている犬もいるという話だ。僕自身、犬の集団に囲まれた「苦い」経験もあるので、野良犬問題については敏感になっている。動物愛護団体の反対はあるらしいが、市民も野良犬排除へ向けて立ち上がっているようだ。

 

人は傾向を読めるけど、犬は読めない。ブカレストに行かれる際は路地裏に行かないようにしよう。そして夜は出歩かないこと。犬が凶暴化となる場合もある。ちなみに人の治安でもあまり宜しくない。ブカレスト北駅周辺などは雰囲気が悪いとのこと。なるべくブカレストの夜は歩かないほうが賢明なのかもしれない。

7位 ナポリ(イタリア)

「ナポリを見て死ね」という美しい言葉があるが「ナポリに行ったら死ぬ」と思うぐらい、歩いていて怖さを感じた。訪れたのが2011年夏なので、今はかなり変わっているかもしれない。バックパッカー初心者であった僕はナポリ中央駅の姿に驚くばかりであった。 そこにはイタリア人の姿はなく、アフリカからの移民だらけ。当時「アフリカ=治安が悪い」という浅はかな考えだったため、「ヤバいな・・・」と思っていた。

 

結果治安はそこまで悪くはないのだけど、印象はデカかった。ナポリ中央駅より雰囲気が悪いのは、旧市街の土日だ。サンタルチアなどに行けば人通りも多いけど、ナポリ中央駅にほど近いエリアは週末になると人影がなくなる。<散歩していたら警察と軍に手招きされて、"Danger"と一言言われた。観光客を気遣ったのかもしれないが、現地のポリスが言うのだからそうなのだろう。ヨーロッパの中でもナポリは治安が悪いだろう。パリやスペイン、ローマよりも。ちなみにイタリアは北に行くほど物価が高くなるが、治安もよくなると言われている。

6位 アディスアベバ(エチオピア)

嫌いという感情を抜いてアディスアベバは治安が悪い。僕がスマホを盗まれたことを抜いても、雰囲気がよろしくない町だ。エチオピアの田舎は穏やかな場所だけど(人を除いて)、アディスアベバは落ち着けない。唯一落ち着けたのが、タイツホテルの中。 警備もしっかりしていた。しかし外に出るとアカン。自称・ホンダのウザイ奴を始め、危なさそうな人だらけ。ピアッサ周辺は確実に何か起きそうな雰囲気であった。自然と歩くスピードが早くなったり、荷物を警戒してしまうほど。夜は出歩いてはいけないレベル。警備員にも注意されたぐらい。気をつけて。

5位 ラ・パス(ボリビア)

南米の中でも治安が悪いと言われているボリビア。主に旅行者が被害に遭うのはラパスやラパスを発着するバスの中だろう。スリや置き引きが多発している、バスターミナルの中には胡散臭い奴がいる上、バス車内にも悪だくみを考えている奴がいる。 現に欧米人バックパッカーが警察と共に、泣きながらバスターミナル内を歩いていたほど。

 

ラパスでも標高が低いところはお金持ちが住むので、治安は悪くない。一般的にラパスで悪いのは「エル・アルト」と呼ばれる標高が高い地域。お金がない人などが住んでいる。昼でもスリ被害がある程、夜は出歩く場所ではない。 ラパスではなるべく夜出歩かないようにしていた、動く時もタクシーやミニバスなど車内にいるようにしていたり。それだけ安全優先を必要とするほど、警戒がいる都市だ。ウユニ塩湖などでラパスを訪れる旅行者も多いだろう。死ぬようなことはないけど、高山病と軽犯罪には注意してほしい。

4位 ナイロビ(ケニア)

アフリカ三大凶悪都市に必ずランクインするのが、ケニアの首都ナイロビだ。東アフリカの経済を支える大都会、昼間のオフィス街はビジネスマンばかりで活気がある。平日昼のビル群内は平和だ。

 

だが、土日や夜になるとナイロビの姿は変わってしまう。まず夜に出歩いてはいけないレベル、地元民でさえ歩かないほどだ。ナイロビの治安の悪さは、軽犯罪で済まされないことが物語っている。ショッピングセンターに武装集団が襲撃何て避けられることではない、JJに強盗潜入などどうしようもない。

 

だからこそナイロビは怖いのだ、僕が居る時はたまたま何もなかった。しかし、数か月訪れるのが遅ければ、僕は強盗に捕まっていたことだろう。ナイロビの情勢は日に日に変化している、訪れる際はしっかりとした最新の情報を手に入れよう。現地にはH.I.Sなど日系企業もある、まずは自分の安全確保が大事なので、活用するといいかもしれない。

3位 ダル・エスサラーム(タンザニア)

「何かが起こりそう」という空気がプンプン匂っていたのがダルエス。"ダル・エス・サラーム"とは平和の港、という意味らしいが平和の要素は一つもない。ザンジバル島へ向かうフェリー港、タンザン鉄道の始発駅とターミナルな役割を担うダルエスサラームだが泊まりたい場所ではない。昼間でも人通り少なくて雰囲気悪いのに、夜なんか話にならない。

 

以前はナイロビ、ラゴス、ヨハネスとアフリカ三大凶悪都市と言われていたが、近年はここダルエスサラームも追い上げている。この都市も軽犯罪だけでは済まされないコトが起きている。強盗などは当たり前、タクシー強盗もあるのでタクシーに乗る時は注意した。むしろ路線バス使ったほうが平和なぐらいかも。それだけ注意してほしいのがダルエス、「あれ、何もなかった。全然平和じゃん」と思ってほしいので気をつけてほしいのだ。

2位 ブエノス・アイレス(アルゼンチン)

個人的に南米で一番気をつけてほしいのが、アルゼンチンのブエノスアイレスだ。好きな街ではあるけど、治安面で気をつけたい都市。ケチャップ強盗は毎日起きている、偽警官もしかり。カサ・ロサーダ周辺やレティーロ駅周辺は要警戒地域だ。ブエノスでは上野山荘か日本旅館に宿泊する旅行者が多いと思う、そこでオーナーや女将さん、長期滞在者からしっかりと情報を聞いておくと、事前に犯罪発生を防ぐことができるだろう。

 

レティーロ駅裏はスラム街になっていて興味本位で近づく場所ではない。興味本位で行った日本人がボコボコにされて帰ってきた話がある、レティーロはブエノスの中でもよろしくない場所だ。ブエノスでも治安がいいのは、観光客の多いボカ地区。ここは警備がしっかりしているので安心して歩ける。市民も怖がっているけど、地下鉄やコレクティーボ内はまだマシ。コレクティーボは市民の足として使われている上、治安がすごく良かった。

 

だけど今年の夏前に、コレクティーボ内で強盗事件が発生した。コレクティーボ内の治安も一概にはイイとは言えなくなっている、現在は防犯カメラを付ける動きもあるけど、路線バスを狙う強盗もいるので、安易に進められないのが現状だ。こういうのは現地に住む人が詳しいので、日本語情報がほしい人は、日本人宿に泊まるといいだろう。ブエノスアイレスは凄く面白い街だけに、このような治安になってしまったのは、残念極まりない。

1位 テグシガルパ(ホンジュラス)

堂々たる一位はホンジュラスの首都・テグシガルパだ。本家「治安が悪い都市」では第二の都市・サンペドロスーラがぶっちぎりの1位を獲得しているのだが、ホンジュラス全体で治安が宜しくないのが現実。夜、タクシーでテグシガルパ内を移動していた時に本当に「危ない」と思った。

 

誰一人として街中を歩いていない、皆車移動。運転手に「ここは危ないのか?」と聞いたら"Si"と重い一言が帰ってきた。昼間は一人でも出歩けるレベル、金持ちが集まるエリアは特に問題はない。だからこそ昼と夜のギャップが激しすぎてビビる。中米を訪れる旅行者は少ないだろう、エルサルバドルやホンジュラス、ニカラグアは未だに治安が良くない国として知られている。確かにそれは事実だ、僕が肌で感じたので否定することはできない。

まとめ

こうランキングを付けていて、ラテン語圏とアフリカ諸国がランクインしてしまったのは、仕方がない部分がある。だからと言って「アフリカ治安悪い」や「南米治安悪い」と思わないでほしい、治安も悪い場所もあるけど、治安のいい場所もあるので、そこは分けていただきたい。これから南米諸国に訪れる人も多いだろう、治安は日に日に変化していく。しっかりと自分の目で判断し、肌で空気を感じ、責任のある行動をしてほしい。一人だからと言って無茶は禁物だ、最悪な時に大変になるのはあなたの周りの人。あまりにも気を使い過ぎると旅の面白みはなくなるので、そこは臨機応変にしてほしい。荷物の管理はセキュリティウォレットなどを利用し厳重にするべきだと思う。