El Mundo

世界89カ国に訪れた備忘録。

【マレーシア】 クアラルンプールのイオンで感じた"日本"

▼移転しました。自動的に以下のアドレスに移動します。▼

KLのイオンで感じたことについて書き記します。

2014年9月 1RM=約33円

 

東南アジアと日本は切っても切れない関係だ。どこの町でも数歩歩けば、必ず日本の製品を見つけることができる。

クアラルンプールもそうだ、目に見える日本と目に見えない日本。短い滞在では「目に見える」日本しか分からなかったけども、今回はそのことについて書いてみる。

 

◆ミッドバレー

 

クアラルンプール最大、東南アジアでも最大級の広さを誇るミッドバレーモール。ここには日系企業の「イオン」が入っているのだ。

ショッピングセンターとスーパーが好きな僕、KLに来たからには抑えておきたい場所であった。

 

 

日曜の昼間、家族連れに限らず、夫婦、友達同士なのでSC内は混雑していた。

イスラム教のマレーシアだけど、ムスリムではない人も多いので、婚前だと思われる恋人同士も歩いていたりして、面白かった。

 

◆ミッドバレー内の"日本"

 

KLには多くの日系企業が進出しており、キャパオーバーに感じるほど。

それだけ需要があるのだろうけど、まず目に着いたのは無印良品

店内をふらーと見てみるが、売っているものは日本と変わらない。値段は少し高めだけど、しっかりとした日本製を買えるので需要はありそうだ。

現に主婦らが買い物していた、僕も日本では無印の商品を使ったりしているので、海外にもし駐在した時には便利になる。

 

 

今度目についたのは"WAKU WAKU"という店。「現代日本料理」という怪しい表記、普通日本人が経営する時はこんなネーミングはつけない。

というか、現代日本料理って何なんだ。

 

 

こちらマレーシアで人気の回転寿司チェーン「すしきんぐ」。すし金というようだ。

 KLで思うことは寿司店が多いこと。日系企業から真似したエセ寿司屋まで。それだけ需要があるということなのだろう。

このすし金ではアルバイトを応募していた。写真がブラック企業ぽい雰囲気だけど、マレー語と広東語(多分)で表記してあり、多民族国家だということが分かる一枚。

 

 

スタンドで「赤ちゃんのほっぺ」があった。和菓子の店が成功するのか?と思ってしまうところがあるけど、出すということは見込みがあってのことだろう。

 

 

お馴染みにダイソー。5RM均一(約165円)。日本よりも少しばかり高い。

だけど全てが日本のダイソーで売ってる商品と同じなので、安く丈夫なものを手に入れるには最適だろう。

 

 

近鉄エクスプレス

あまり物流業に詳しくはないのだが、そういう企業が料理店を出店することはあるのだろうか。

ちなみに"TEPPAN-YAKI"はKLでも浸透しており、この名前を掲げた店が多い。日本料理店限らず。寿司同様、人気のある"日本"だ。

 

 

マレーシアにもマンガやキャラクターを扱う店があった。品ぞろえはよくわからないけど、日本文化が浸透しているようだ。

 

 

海外ではお馴染みのラーメン店。江戸ラーメンは初めて聞いたブランド、店内を見てみると多くの人がラーメンをすすっていた。

こういう大衆向けのラーメン屋は、ラーメンだけではなくチャーハンや餃子など他の"日本風"なご飯を一緒に提供する、サイドメニューで用意するなど工夫をしており、日本との違いを見るのが面白い。

値段は屋台で食べるより、大分高いけど、これだけ需要があるということは、中間所得層以上が多いということだろう。

 

 

こちらこものや。大阪をチェーン展開する100均みたいだ。こちらも5RM。

ダイソーだけではなく、他の100円チェーン店が出店しているのは初めて見た。

 

 

 

"Hinode"。こちらも初見の100均。先ほどのこものややダイソーとは違って、少しオシャレな雑貨を売ってる店。

こちらも5RM均一、マレーシアではチェーン展開しているようだ。

それにしても100均一は凄い人気だ。

 

 

讃岐うどん

 

 

伊勢丹

 

 

北海道市場

 

 

食の秋

 

 

made in japanのお菓子

 

 

行列ができるすしざんまい

 

 

プリン

 

日本の甘いものが多く、好まれていることが分かった。そして東南アジアで人気の北海道、フィリピンやシンガポールの例で紹介されていたが、「北海道」と名前を出していれば客が来て売れているそうだ。

シンガポールでは北海道へ行くツアーが人気、マレーシアももしかしたらそうなのかもしれない。

 

◆イオンで感じた日本

 

 

ミッドバレーSCにはイオンが入っている。マレーシア一大きいと言われるイオン、フロアが広すぎるので食品館だけに見るのを絞った。

 

 

イオンのスーパーには二種類ある。1つがノーマルなイオン、もう1つがイオンbigだ。

bigは海外のスーパーみたいに大きい、日本のイオンというよりかはカルフールみたいな雰囲気だ。

 

 

ゲーセンもある。東南アジアではよくゲーセンを見るけど、プリクラは意外と少なかったり。

イオンbigだけど、ATMやクレカのブースとかあってイオンの大きさを実感する場面。

 

 

まとめ買いが基本のイオンBIG。マレーシアの物価なのでやはり安い。コーラとかはペットボトルで60円ぐらいで飲めてしまう。

おそらく車で来ているのだろう、お客さんは大きなカートに商品を大量に入れて動き回っている。

 

 

日本コーナーもある、だけど日本の雰囲気というよりかはタイのTescoとかのような雰囲気なので、感じることはできない。

 

 

イスラム国家ならでは、オマーンやドバイとは違いノンハラルコーナーが大きい。品ぞろえも中々。

当然華僑など需要があるからだろうけど、お酒コーナーも広いし、少し高いだけで不便はなさそうだ。

 

 

今度はイオンスーパー。こちらはBigに比べると小さい。日本のスーパーみたいな雰囲気。

 

 

一番驚いたのは魚の包装や並べ方。まるで日本。この写真だけ見ているとマレーシアにいることを実感させない。

店員はマレーシア人だけど、しっかりと指導しているのだろう。管理しているのは日本人だろうけど。

 

 

魚コーナーがやけに大きい。

 

 

ここも日本らしい「弁当」だ。海外のスーパーで弁当を見ることはまずない。弁当屋なども日本らしい文化になるので、海外では珍しいとされることも。

 

 

大人気お寿司。まとめてではなく、一巻から販売している。好きなものを取りたいだけ取れるので結構いいかも。

 

あまり写真は多く撮らなかったけど、ミッドバレー内にあるイオンのスーパーはまるで"日本"であった。

訪れたのが15時ぐらいだったけど、現地の奥さま方に大人気。買い物客でにぎわっており、レジ外にある日本食屋台村には多くの人が。混雑で身動きとれないほどであった。

これだけ日本の文化が浸透してくれているのは有難いことだ。

 

 

周辺にはマンションが建てられており、現在も建設ラッシュが続く。そしてお馴染みの渋滞、ミッドバレーに入る車と出る車で道路は混んでいる。

クアラルンプールは交通インフラも整えられているので、東南アジアの首都では珍しく混雑が少ないところ。

とはいえ、やっぱり渋滞したりしているので、増えていく中間所得層をいかに扱っていくか大切になってくるだろう。

 

◆ミッドバレー

【アクセス】

KTMコミューター"Mid Valley"駅下車。KLセントラルから1RM(約33円)

バスならPasar Seniから84,85,87番バス。ミッドバレーの目の前に着く。2RM(約66円)

 

【場所】


 

KTM

 

KTM

 

↑路線バス①

 

↑路線バス②