El Mundo

世界89カ国に訪れた備忘録。

【アメリカ】 DCの美味しいエチオピア料理店「Keren Restaurant」

スポンサーリンク

ワシントンDCにあるエチオピア料理店をご紹介します。

2015年1月 1USD=約118円

 

◆はじめに

 

エチオピア。その言葉を聞くだけで虫唾が走るほど散々だった国。いつかはリベンジしてやりたい気持ちでいつもいっぱいであった。

ワシントンDCとエチオピアの関係が深いことを知ったのは、アメリカ版食べログ「Yelp」を適当に眺めていた時。DC市内にやけにエチオピア料理店が多いのに気付き、「もしや」と思い調べてみると、ワシントンは全米の中でもエチオピア移民が多いエリアのようだ。2005年の統計によると約2.1万人のエチオピア系が住んでいるみたいである。

詳しい話は今度にして、それだけエチオピア人が多いならば当然コミュニティもできあがるはずだ。

今まで敬遠していたエチオピア、そして主食のインジュラ。いつかは向かい合う必要がある、その時がやってきた。

 

◆Keren Restaurant

 

エチオピア系が多いアダムス・モーガン地区にそのレストランはある。とりわけこのエリアを走る18ストリートはエチオピア人が多いエリア、かなり有名みたいだ。

アダムス・モーガンには"MESKEREM"という有名なレストランがあるのだが、夕方から営業となるので、朝から夜まで営業しているKerenレストランが候補となった。

Yelpでもレビューが289あり、評価が4.5と高いのでどのような店か気になった。

http://www.yelp.com/biz/keren-restaurant-washington

 

 

店内に入る。そこまで広くはなく、30人ぐらいでいっぱいになる大きさ。客の殆どがエチオピア系の人々。風貌や体格から判断した。空いてる座席に座ると、水とメニューを店員さんが持ってきてくれる。

レストランにしてはメインが10~15USDぐらいなので良心的と言えるだろう。数多くのメニューがあるけど、メインの一番上に書いてある"Special Tibsi Beef with Injera"(11.19USD)を注文する。

 

 

お酒が飲めるカウンターがあったり、内装がエチオピア式と凝っている。サッカー好きの人のために?テレビではプレミアリーグを中継していた。エチオピア人、サッカー好きだからな。すぐに出来上がるわけではないので、7分ほど待って、メニュー到着。

 

 

Tibsiという肉を炒めたものと、サラダ。付け合わせのほうれん草と何か。これがターリーみたいな大皿で出てくる。食べ方は「手」。インジュラを一口サイズに取ってメインを掴んで食べていく。

 

 

 

エチオピアではワットというシチューみたいなものを食していたので、少し感覚は違う。フォークもスプーンもないので、手で器用に。インドで鍛えた手さばきをかましながら、メインやサラダを口の中に運んでいく。

 

 

インジュラ、どういう味・・・。一口食べてみて、「あれ?」と思った。

インジュラは旅人の中では「見た目は雑巾、味はゲロ」と酸味が強いことが知られており、敬遠する人も多数いるぐらい。けど、ここのインジュラに酸味がないのだ。見た目が雑巾なだけ、というかただのクレープ。なので「美味しい」というものではなく、「インジュラ食べれる!」という感動のほうが強かった。

これにはビックリしたもの、付け合わせの肉や野菜とよくあうこと。しかもお肉や副菜も味がしっかりしていてとても美味しい。肉はご飯にもあうような風味でパクパク食べられるぐらい。

 

 

お代わりようのインジュラもしっかり用意されている。3枚ぐらいある。

エチオピアではインジュラを見るだけで「うわー!」と思っていたけど、ここにきて評価が一変。アメリカ人用にアレンジされているのか、ちゃんとしたインジュラは味がないのか分からないけど、インジュラをここまで進んで食べている自分に成長を感じている。

 

最初の出だしは好調であったのだが、次第に食べるペースが遅くなってきた。というのも、おかずがかなりの量がある上、インジュラがお腹に溜まることで、お腹がいっぱいになってきたのだ。

「残しちゃいけない・・・」という使命感と、「これ以上食べたら体調・・・」という2つの葛藤に悩まされたが、周りの様子を見ているとどうやらテイクアウトができるみたいである。

 

 

ということで、テイクアウトしてもらった。残った食材は持ち帰るということで、次のごはんにもなる。

これはお金はかからないので、余ったら遠慮なく頼もう。いいサービスだ。周りのエチオピア系の人も沢山残して皆テイクアウトしていた。

この店自体が、テイクアウトもしているみたいなのである。電話注文を受けて、店まで取りに来るお客さんもいた。

オフィスや自宅で食べたい人にはいいかも。チップもそこまでいらないだろうし。

 

 

ご親切に新しいインジュラをいれてくれた。インジュラの消費量凄い。

 

2年振りぐらいにインジュラを食べたけど、ここのインジュラは酸味がなかったので凄く食べやすかった。

エチオピア料理自体は美味しいので、肉炒めたものや副菜もgood。野菜を取る国なのもいいことだ。だから細い人多いのかな。

イタリア植民地時代の名残で、ピザやパスタなどが本国でもあると同じように、この店でもパスタやマカロニなどを提供している。

値段はメインだと10USDは超えるので、安くはないけど、余ったらテイクアウトできるし、クオリティを考えたらむしろ安いぐらいだと感じた。

男一人でもかなりのボリュームがあるので、女性2人とかカップルならTibsiを1つ頼んで、もう1つはサラダなどの軽いものでいいかもしれない。

コーヒーは飲まなかったけど、頼んでいる人が何人もいたので、本場エチオピアの味なのではないだろうか。

 

エチオピア料理を手軽に食べれるのは、移民が多いワシントンならではだろう。LAよりも多いことには驚いたぐらい。

この店は朝から夜まで休むことなく営業している、店員さんも気さくな方で、サービス悪くなかった。

今回の食事代は15.69USD(メイン11.19、TAX1.2、チップ2.5)。ご飯もってきてくれたり、テイクアウト準備してくれたのでチップはマストだ。

15USDと少々お高めではあったけど、それでも満足できた場所だったので、ワシントンに住んでいたら何度か訪れたい店であった。

 

そして、エチオピア大嫌いだったけど、DCにいるエチオピア系の人がいい人ばかりで段々と評価が変わり始めてきている。

 

◆Keren Restaurant & Coffee Shop

【住所】1780 Florida Ave NW Washington, DC 20009 

【メニュー】Special Tibsi(ビーフorチキン) with インジュラ:11.19USD

【営業時間】月~土:08:00~23:00、日:08:00~18:00

【アクセス】

地下鉄デュポンサークルから徒歩7分、Uストリート駅から徒歩10分強、サーキュレーター・アダムスモーガンから徒歩7分。90,92番のメトロバスなら目の前を通る。

【場所】