【プエルトリコ】 サンフアンの路線バスを誰よりも詳しく紹介
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サンフアン内を走る路線バス(グアグア)について紹介します。
2015年2月 1USD=約118円
◆はじめに
サンフアン内を移動する場合、4つの方法がある。1つはタクシー、これは流しはあまりいないので電話で呼ばないといけない。
2つ目はトレンウルバノ、高架鉄道だ。しかし旧市街には乗り入れていない上、観光地は通らないので観光客は乗る機会はないだろう。
3つ目が路線バス。現地では「グアグア」と呼ばれる移動手段だ。市内あちこちに走っているので、一番観光客が使う移動手段であろう。4つ目がレンタカーだ。
サンフアンの路線バスについて解説をしているサイトが少ない、もしくは情報が古い。
そのため今後プエルトリコに行く人のために、サンフアン内を走る路線バスを紹介する。
◆乗り方&メトロカード
バス停は「PARADA」と書かれた緑色の看板が目印。たいていのバス停にはベンチと屋根がついている。
乗り方は日本の路線バスと変わらない。先払い。降りるドアは前、後ろどちらからでも。
バスに乗る時は始発場所ではなければ、来た時に横に手を出して止める。しっかり合図しないと通過するので注意。
先払いで一律75セント。3社運行会社があるけどどれも同じ形態。バスはお釣りはないので、きっちり75セント用意しておく必要がある。
乗る時に1ドル見せて「大丈夫?」と聞くと、大抵は無料で乗せてくれたりするのだが。
後は目的地に向かうだけ。バス停案内とかはない。降りる時は扉近くの赤いボタンか、窓側に出ている黄色いロープみたいなのを引っ張る。
黄色いロープがない場合は、黄色い線?みたいなのを押す。アメリカ本土の路線バスと乗り方は似ている。
バスは極端に本数が少なく、運行間隔は20~30分に1本ぐらい。なので1本逃すと悲惨なことに。
夜バスが終わるのも早いので、夜移動する時は注意が必要(M系統以外は21時頃最終、M系統は24時最終)。
tren urbanoは23時半とかまで、Sagrado Corazonから旧市街に向かうM3は24時最終なので、駅まで行けば何とかなる。
旧市街へ向かうバスはいくつかの番号が出しているので、あまり待つようなことはないと思う。
バスに乗るには現金以外にも「交通カード」を使う方法がある。正式名称は知らないのでここでは「メトロカード」と言うことにする。
このカードがあれば小銭必要なし、わざわざ25セントを用意する手間暇が省けるので、かなり楽だ。
このカードを購入するには「トレン・ウルバノ」という高架鉄道の駅に行かなければならない。市街地に一番近いのはSagrado Corazon駅。
駅の券売機でカードを手に入れる。買い方はNY地下鉄の券売機とシステムが同じ。スペイン語/英語を選択し、カード購入の画面に進む。
カード購入代は3ドル、選択して現金/クレジット/デビットのどれかを選択して支払うだけ。レシートの有無も聞かれる。
現金で10ドルとか出してもちゃんとおつりが出てくるのが偉いところ。けど全て硬貨で出てくるので気を付けて。
このカード購入に3ドル必要と書いたが、いいところは3ドル全て使えるということ。カード手数料とかはないのだ。素晴らしい。
あまり乗らない人はこれで十分だろう。多く乗る人は、別途チャージをすればいい。このカードがあれば、バスとトレン・ウルバノに乗ることが出来る。
バスからバスへの乗り継ぎ無料サービスとかはなく、乗る度に75セント引かれる。トレン・ウルバノからバス、またはその逆の場合は合わせて1.5USDになる(2時間以内)。
トレンウルバノは一律1.5USDだ。1日券は5USD。ちなみにMEなどの「Express」バスは75セントではなく、2ドルとなるので注意。
◆注意点
・バス会社は3社あるけど、どれも同じ運賃形態、カード使えるので気にしないで
・終バスが早いので夜は注意(M系統以外は21時頃最終、M系統は24時最終)
・本数が30分に1本とかと少ないので、移動にはゆとりを持って
・紙幣払いは不可、小銭をきっちり75セント用意しておかないといけない
・バスは手を横に出さないと止まらない
・降りる時は黄色い紐みたいなのを引っ張る(もしくは黄色い線?みたいなの)
・バスからバスへの乗り継ぎ割みたいなのはなし
・バスの電光表示は「ここ通ります」という案内なので、ルート上通る場所を示しているだけ。進行方向の場所だけとは限らないので乗る際に確認しっかり
・たまに車内の磁気機が壊れている場合があるので、カード所持者は乗車無料になることも
◆主なルート
英語版ではあるのだがこちらのサイトを参考させてもらった。少し違うところがあるので「最新版」を紹介する。
http://www.puertoricodaytrips.com/san-juan-bus-routes/
空港からのアクセスは以下を参照してほしい。逆も同じ。
旧市街に滞在していれば路線バスに乗るようなことはないだろう。ミラマールやコンダード、イスラベルデにいる場合は路線バスを使うことになるはずだ。
またショッピングセンターのPlaza Las Americasや野球場に行く場合も路線バスは使うことになる。
【路線番号まとめ】(一部)
ME:Sagrado Corazon~Old San Juan(Expressなので2ドル必要)
M1:Sagrado Corazon~Hato Rey~Rio Piedras
M3:Sagrado Corazon~Miramar(Av. Ponse de Leonを通る)~Old San Juan
T5:Old San Juan~Miramar(Av. Ponse de Leonを通る)~Loiza St~Av. Isla Verde~Isla Verde~Urbanizacion Los Angeles~Terminal Iturregui
T9:Old San Juan~Terminal Parada 18~Av. Fernandez Juncos~Sagrado Corazon~Av. Borinquen~Av. Barbosa~Terminal Rio Piedras
PR2:Sagrado Corazon~Hato Rey~Roosevelt~Plaza Las Americas(Estadio Hiram Bithorn)~
10:Sagrado Corazon~Av. Borinquen~Av. Eduardo Conde~Calle Loiza~Condado~Av. Fernandez Juncos~Terminal Parada 18
15:Sagrado Corazon~Av. Quiqueya~Av. Barbosa~Terminal Rio Piedras
21:Sagrado Corazon~Av. Fernandez Juncos~Walmart~Av. Ponse de Leon~Condado~Old San Juan
22:Sagrado Corazon~Hato Rey~Roosevelt~Plaza Las Americas(Estadio Hiram Bithorn)~Calle Calaf~Av. Munoz Rivera~Sagrado Corazon
53:Old San Juan~Condado~Av. Mc Leary~Calle Loiza~Av. Isla Verde~Centro de Transferencia Isla Verde
◆Sagrado Corazonの乗り場
ターミナルとなるサグラド・コラソンは路線バスがいくつかの乗り場に分かれていて、初めて来た人には分かりづらい造りとなっている。
その上、路線バス番号も書いていないので写真で説明。
【Plaza Las Americas(Estadio Hiram Bithorn)へ向かう場合】
1.PR-2番を使う場合
PR-2番が出発するバス停はAv. Ponse de Leonに面している。交差点の近く。
人が多く立っているのが目印。
2番はここ始発。atiのバスが運行。基本乗客多い路線。
2.22番を使う場合
PR-2番のバス停近く、交差点の手前にある。トレン・ウルバノの高架橋が目印。
22番も始発。
PR-2も22もバス停はかなり近い。ほんと斜め向かい。この写真のポジションにいれば、2つのバス停の中間でどちらも監視できるので、来たほうにすぐ乗れるので便利。
ちょうど昼間は日陰になるという利点もある。22番バス停からプラサ・ラス・アメリカスに行くミニバンも出ているのだが、交通カードは多分使えない。値段は同じ0.75USD。
【オールド・サンフアンへ向かう場合】
1.M3,21番を使う場合
↑M3のバス、M系統はすべてこのタイプ
PR-2と22番バスの終点がサグラダ・コラソンなのだが、降ろされるバス停こそが、M3と21番の出発地点。先ほど紹介した22番バスの始発バス停を高架下に行ったところ。
Plaza Las Americasへ行くバス停とちょうど駅を挟んで反対側となる。
2.MEを使う場合
MEはME、M3がSagrado Corazonに着いて降りる場所を更に先に行ったところ。アーケード下の一番奥がMEの発着場所。15番とM1も同じアーケード下から。