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世界89カ国に訪れた備忘録。

【スペイン】 旅行者必見!スペインを旅行する上で覚えておくべき5つのコト

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スペインに旅行される方、必見です。

1ユーロ=約130円

 

◆はじめに

 

日本人に人気のスペイン。温暖で過ごしやすい気候や美味しいご飯は旅行者を引き寄せる魅力である。これから夏休みにスペインに行く人も多いだろう。

今回は過去2回訪れて感じた「スペインで大事なコト」をご紹介する。スペイン旅行の参考にしていただきたい。

 

◆大事な5つのコト

 

① スリに気を付けろ!

 

スペイン全土でスリは多発している。日本人旅行者もよく被害に遭っているので気を付けてもらいたい。

スペインでよく聞くスリのパターンを5つ紹介する。

 

1.観光客風スリ

 

犯罪者が観光客の格好を装ってスリをすることだ。単独行動ではない、3人以上の団体行動である。

例えば、バルセロナサグラダファミリア近辺にいた場合。被害者Aは写真を撮っていた。すると、そこにカップルを装った犯罪者AとBが。

「すいません、写真撮ってくれない?」と被害者Aにカメラを差し出す。被害者Aは犯罪者ABに向かって記念撮影。「ありがとう」と笑顔で犯罪者ABが立ち去る。すると、被害者Aのポケットに入っていたスマホが盗まれていた。

 

こういうことだ。写真撮影や道を聞くなどで被害者に気を引かせている間にスリをするというパターン。

「スリ」と頭の中に入れていても、相手が観光客ということで気が緩む。その隙を狙うのだ。

 

実にタチが悪い。人が好さそうな日本人に頼んで、きちんと仕事をするスリ魔。

こういうのは老夫婦を装ったり、大人の男性を装ったり、様々なパターンがあるがスペインでよく聞くのは若い女性3人組など若い人たち。

特に色が少し濃いロマ風の人たちに見られる。もし声をかけられた場合は警戒しよう。ポケットには何も入れないように。スマホ、財布、カメラ。しっかり管理してほしい。

 

2.署名スリ

 

観光地に多い。「貧しい子供を救う」「歴史的建造物の修復費」とかで署名をお願いするロマの人たち。見てすぐに「あ、アカンやつだ」と分かる。

まず署名をしたらお金を要求される、そしてその署名をしている間、その後ロマと話している間にスリにあったりする。

 

まず、肌が少し濃いロマ風の女性が近づいてきたら、逃げるか無視をしよう。凄く悲しそうな顔で見てきたりするのだが、全てフェイクだ。関わるとロクなことがないので。

これはフランスやイタリアでも同じ手口が横行しているので、注意してほしい。

 

僕は以前サグラダ・ファミリアで言い寄られた。スペイン語で返したら逃げていったので、言葉が通じなさそうな人を狙っている可能性もある。

 

3.子どものスリ

 

真昼間でも起きるのが子どものスリだ。これは大胆、子ども複数人が被害者の周りを取り囲んで一斉にバッグやポケットの中に手を突っ込むのだ。

 

スペイン人が見ていても何もしてくれないことがある。見て見ぬふり。期待しないほうがいい。

ロマ風の子どもには注意してもらいたい。ポケットに物を入れないのは当たり前、バッグの中も気をつけよう。個人的にはチャックの穴に鍵を通して簡単には開けられないようにすることがベスト。

 

たまに力づくで奪おうとする子もいるので、そういう奴には多少の暴力を振るっても問題はない。正当防衛だから。

 

4.私服警官

 

よくある話。今まで一度も会ったことがないのだが、私服警官を装ってスリを行う人がいる。

通りを歩いていて、いきなり被害者を呼びとめる。警察バッジ(偽物)などを見せて、「パスポートを見せてほしい」。パスポートを見せると「所持金検査だ」という理由で財布を要求する。財布を渡したら最後、確実にお金を盗まれる。

汚いのが、全てを盗むのではなく、バレない程度に20ユーロぐらい盗むのだ。すぐに気付かないようにするため。

第一、警官が私服で観光客に調査をすることはないし、財布を要求する警官なんて世界中で普通はいない。パスポートチェックも殆どない。道で複数の男に巧みな英語で声をかけられたら怪しもう。

 

5.置き引き

 

置き引きにも気をつけてもらいたい。気候が穏やかなスペイン、ついついオープンテラスでのんびりしてしまう。

ここで注意が必要なのがテーブルにモノを置くこと。日本人のクセ、テーブルにスマホを置くこと。これをした瞬間、あなたのスマホは他人のものへと移る。

物売りなどがやってきて、スマホを死角にした瞬間、盗む。オープンテラスやバル、カフェなどではテーブルにカメラやスマホを置くのは厳禁。そして自分の荷物から目を離さないこと。

椅子の下とかに置いてもアウト、自分で持つようにしよう。日本と同じ感覚で居たら痛い目にあう。

 

★スリに遭わないために

 

ポケットにモノは入れない、スマホやカメラを見せびらかさない、ブランド財布を出さない。

常に警戒しているのも疲れてしまうけど、盗まれた後はもっと疲れるので、多少「警戒しすぎかな?」と思うぐらいがちょうどいい。

日常的に使う少量の現金、10ユーロぐらいはポケットなどの出しやすいところに入れておいて、なるべく財布は使わないようにしよう。

 

あと、観光地では建物や写真などに気を取られ過ぎないように。周りを一度見てみよう。落ち着いて観察すれば、「あ、こいつ怪しいな」と感じるはずだ。

警戒すればスリはやってこない、スリは無警戒の人に忍び寄る。日程などに気持ちに余裕を持とう。余裕を持てば周りも見れる。

 

スペイン全土でスリに注意が必要だ。特に大都市、観光客が多い場所。人ごみは危険、バルセロナは特に。

ちなみに現地の女性は財布を胸の中に入れている。賢いやり方だなと感心したほど。現地の人がそれぐらいのコトをするほど、だと思ってほしい。

 

スリがない場所はスペインにはない、と思うほど気を使ってほしい。

 

② 実は保守的な国民性

 

日本人がスペイン人をイメージすると「陽気でテンションが高くて・・・」と思うだろう。実は真逆なのだ。

僕がスペインやラテンアメリカ諸国を旅して知れたことが「保守的」ということ。開放的はごく少数だと感じる。

もちろん陽気な人も多いし、テンション高い人も多い。それは上辺だけ。深く人間関係を構築するには結構時間がかかるのだ。

アジア人ということもあるけど、受け入れてもらうのには言語や文化を理解しなければならない。食文化も然り。

開放的な人も当然いるけど、それが目立っているだけ。特に独自の文化を持つカタランの人は保守的だと感じる。もしかしたら日本人と気質は似ているかも。

 

僕がスペインでヒッチハイクをした時は苦労したものだ。「ラテン諸国=ノリが良い」というイメージだけで物事を語ってはいけないことを学んだ。現場に行かなければ分からないことだ。

 

③ 食事の時間に気を付けよう

 

スペインでは日本の食事時間とズレているので覚えておこう。

日本だと、朝は8時前後、昼は12~13時、夜は19時頃となるけどスペインでは少しずれる。

朝が7~8時、間食が11時頃、ランチが13~16時、間食が18~19時、夕食が20~23時頃だ。彼らは1日に5回ご飯を食べる。

もちろん食文化の多様性により、5回食べない人もいるけど覚えておくと便利だ。

 

そのため昼飯を食べたい場合は13時~14時頃に入店。夕食を食べたい場合は20時ぐらいに入るといいだろう。その間の時間は軽食のみ、もしくは「シエスタ」という昼休憩になる。

 

このシエスタ、近年では排除する店もあるけど、田舎や保守的な人はまだ残すところも多い。スーパーやデパートは営業しているけど、ローカルな商店は閉めていることもあるので気を付けてもらいたい。

 

スペイン人の昼間は家に帰って家族と話しながら2,3時間ほどご飯をゆっくり食べる。オフィスワーカーは同僚と1~2時間ほどゆっくりと食べる。夜もゆっくりごはん、結構遅くまで食べている。出張で行かれる方は覚悟しておくといいだろう。

 

以下、スペインでの食モデル時間。

 

07:00 近くのBarでチョコラテ&チュロス

10:30 Barで軽くサンドウィッチを食す

13:00 レストランor食堂でランチ

18:00 Barでお酒&タパス

20:00 レストランで夕食

 

という流れだ。1日Barで済ますこともできるぐらい、Barは活用できるところ。

 

 

④ 日曜日は注意

 

スペインに限らず、キリスト教の国に共通したことだ。日曜日はどのお店もお休みする。個人商店は特に。家族と過ごすための曜日だ。大都市のスーパーなどは開いていたりするので、買い物には困らなかったりするけど、場所によって違ってくる。

 

ブランド品の店やレストランも閉まっていたりするので、日曜日が自由行動日であったりしたら気をつけよう。店のスケジュール確認は要チェックだ。せっかくのショッピングが台無しにならないように。

 

なので日曜日は、昼間からワインを開けて、チーズを食べながら、ノンビリしてほしいのだが、短期旅行だとそういうわけにはいかない。

そういう時は美術館だろう。日曜日でも開いている。平日よりも混むけど、時間を割いて観光できる。サッカー観戦をしてもいいし、ノミの市に訪れてもいいかも。

 

日曜日は公共交通機関の本数も減るので、気をつけよう。日本と同じ感覚で訪れてはダメ。

日程を確認し、日曜日の使い方を考えよう。

 

⑤ 英語は通じにくい

 

「ヨーロッパだから英語通じるでしょ」と思う人も多いだろう。その考えは改めたほうがいいかもしれない。言葉に関してはまだまだ通じないところも沢山。スペインは中でも英語が通じにくい土地だ。

保守的という気質もあるだろうし、単純に英語を使う環境ではないということもある。そのため、ローカルな人に話しかけても英語は期待しないほうがいい。スペイン語を少し勉強しておくといいだろう。「Hola」「Gracias」ぐらいは覚えておこう。

 

スペインに限らず全世界に共通したことだが、挨拶は現地語を使おう。いきなり英語でずかずかと入っていくのは失礼だと僕は思う。ホテルやゲストハウスなどでは話は別だけど。

 

 

番外編・グラナダのBARは凄い!

 

アルハンブラ宮殿で有名なグラナダの町。ここへ訪れたら是非Barへ行ってもらいたい。

この町のBarはお酒を1杯頼めば、タパスが必ずついてくる。そのタパスもハンバーガー&ポテトとかボリューム満点なもの。2,3杯飲めばお腹いっぱいになるぐらい。

お酒も2ユーロ前後なのでとても安い。オススメしたい歩き方だ。

 

ちなみに、人気のBarを見分ける方法がある。もちろん人がたくさんいれば人気なのだが、注目してほしいのが店内の地面だ。紙ナプキンが沢山落ちているかどうか。これがポイントとなる。いっぱい捨ててあれば、それだけ人が来ていたという証。指標の一つとなる。

近年では清潔面からゴミを片づけるところもあるので、参考程度に知っておいてもらいたい。

 

◆時間に余裕を持って!(2015年11月追記)

 

パリのテロ事件があったため、追記させてもらいます。

スペインでもテロを未然に防ぐため、チェックがかなり厳しくなっています。

時にイベントや人が集まるところでは警戒が高まっています。

 

サッカー観戦では二重三重のセキュリティチェックとなっているので、時間には余裕を持って訪れてください。

大きなリュックやスーツケースは持ち込み禁止です。手ぶらで行くことをオススメします。車で行く人はいないでしょうけども、許可された車のみが駐車可能です。周辺に止めていても「不審車」と思われてレッカー移動されます。

 

スペイン全体で警戒レベルが高まっているので、空港やイベント、サッカーなどに関しては余裕を持って移動しましょう。あとIDを持っておくことをオススメします。

 

◆おわりに

 

5つの覚えておくべきポイントを紹介した。スペイン旅行のプラスにしてくれれば幸いである。

スペインは楽しいところだ、良い形で旅行を終えられることを祈っている。