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【コロンビア】 ボゴタの治安について(2015年度版)。

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ボゴタの治安について記します。

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2015年

 

◆はじめに

 

コロンビアの首都・ボゴタ。標高2,640mのところにある高山都市は一年中春の気候でありとても過ごしやすい。

日本人にはあまり馴染みがないかもしれないボゴタ、現に訪れる日本人は少ないのだが、南米でも上位にあがるほどの大都市だ。

数十年前までは近付くことができなかったボゴタ、しかし今のボゴタは変わりつつある。

今回はボゴタの治安について記す。

 

◆ボゴタの治安

 

結論から言うとボゴタの治安は「悪くはない」。

良いとは言えないけど、皆さんが想像するほど悪くはない場所だ。ボゴタよりかはブラジルのサンパウロやボリビアのラパス、アルゼンチンのブエノスアイレスのほうが何十倍も悪いと感じる。

 

町を歩いていて怖いと思うことはなかったし、治安の悪そうなエリアはバスの中から見るだけだったので犯罪などは回避した。

気をつけて歩けば問題がない町だ、しかし以前首絞め強盗が遭った日本人がいるぐらいなので警戒は必要。アジア人は目立つ存在なので対策は怠らないでもらいたい。

 

次の項ではボゴタの治安の悪い場所と良い場所を紹介する。

 

◆治安の良い場所、悪い場所

 

<治安の良いエリア>ボゴタ北

ウサケン地区、Zona Rosa、Zona Tなど

ラ・カンデラリア地区(一部)

 

<治安の悪いエリア>ボゴタ南

ヒメネス広場より南のエリア

 

大雑把だがこういう様子。ボゴタの都市計画はボリバール広場を中心に、南北に作られていった。北には所得が高い人たち(ホワイトカラー)、南には所得が低い人たち(ブルーカラー)が住むようになっていった。

そのおかげで北と南では町の雰囲気が全く違う上、治安にも差がある。特に南のエリアでは丘の斜面に不法占拠する家が建ち始めてきており、ボゴタの人口増加に影響を与えている。

 

ちなみにエル・ドラード国際空港やボゴタの北西方面にも住宅が広がっているけど、治安の良いエリアと悪いエリアがあるので気をつけてもらいたい。旅行者はそこまで行くことはないと思うので、ここでは記さない。

 

ちなみにボゴタ市内には警察官が至るところで巡回している。そこまで権威は高くはない警察だけれど、治安維持にしてみれば大事な存在だ。道も親切に教えてくれるし、観光地には必ずいるので安心である。期待はしないでほしいけど、頼りにするといいだろう。

 

・ウサケン地区

 

 

ボゴタの高級住宅街エリア、東京で言うところの代官山辺り。

ここらは治安も安定している。気を許して街中を散策できるエリアだ。

日曜には蚤の市が開催されるので人通りが多くなる、そのためスリには注意。平日の昼間とかは近くにビジネス街もあることから、周辺のお店はランチで人がいっぱい。ローカルな雰囲気を感じるには丁度いいかもしれない。

 

【コロンビア】 ボゴタのオシャレエリア「ウサケン」(USAQUEN)を歩く - El Mundo

 

・Parque 93

 

ウサケン同様、ボゴタの高級住宅街。治安は安定している。ボゴタのビジネス街は分散されているので、こちらにも在る。Parque 93周辺にはカフェなどのお店が連なり、昼間には近くに住むお金持ちがのんびりお茶をしている姿を見れる。安心して街歩きをしてもらいたい。

 

・Zona Rosa

 

ボゴタの話題スポット。昼間はビジネス&大学エリア、夜になるとクラブやバーがあるので大人の雰囲気となる。ボゴタの六本木のような場所、昼と夜でそれぞれ見せる顔を見るのも面白いと思う。

治安は問題ないけど、不安な人はタクシーで移動するといいだろう。どこでも走っているのですぐに捕まるはずだ。トランスミレニオの駅からも程近いので、旅慣れている人はバスを使うといい。

 

・メルカド周辺

 

日中は問題ない。メルカドを歩いていて怖いと思うことはなかった。観光客はさほど多くはない場所。ローカルな雰囲気が広がる。

朝には花市が開かれる、トランスミレニオの駅から8分ぐらいのところ。移動には気をつけて訪れてもらいたい。

 

・ラカンデラリア地区

 

ボゴタの旧市街。安宿が多く集まるエリア、そして学生街。昼間は学生で多く賑わう、Museo de Oro駅やLas Aguasの間には週末になると学生でいっぱいになり盛り上がる。夜も一応安心して歩けるけど、通りによっては人がいない場合があるので、そこは気をつけてもらいたい。なるべく人が多い通りを歩くようにしよう。

通りの番号が1ケタ以下(Calle 7以下)になると雰囲気が変わるので気をつけてもらいたい。宿で地図を出せば治安を説明してくれるので、しっかりと聞こう。

 

・バスターミナル周辺

 

ボゴタのバスターミナル周辺は南米では珍しく治安が良い。普通バスターミナル周辺はあまり良くないケースが多いのだけれど、ボゴタは例外だ。中流家庭が住むような住宅地にあるので、治安が保たれている。土曜日の日が暮れた後に歩いたけど、人通りも多くて安心だった。

近くに大きなショッピングセンターがあるので、人出がある。深夜や早朝は話は別になるけど、それ以外の時間帯なら大丈夫だろう。不安な人はタクシーを使うといい。ラ・カンデラリアからなら約12,000COP(約600円)だ。

 

・ヒメネス広場より南

 

ボゴタの治安が悪いエリア。用がなければ近づかないほうがいいだろう。

カラカス通りを南へ下っていく。トランスミレニオの車内から見ていたけど、雰囲気が悪そうなところばかり。人通りがない道とか。あまり降りたいとは思えない場所であった。ヒメネス広場には何か危なさそうな人がいてNGだった。

もちろん子連れもいるし、人もたくさん居るので、家に帰る人もいるんだけど、夜は絶対に行きたくないと思った。外歩く人は多くないけど、バスに乗る人はたくさんいるので、なるべく外の移動を避けているのではないかと考える。

 

興味ある人は最初は車内から観察して、自分で判断して散策してもらいたい。

 

・トランスミレニオ

 

治安良い。車内で居眠りする人もいるぐらい。モノ売りやギター弾きなど面白い。いつも混雑しているのでスリには注意。ボゴタの中で一番安心できる移動手段かもしれない。込んでいるのが難点。

 

【コロンビア】 ボゴタ市民の足「トランスミレニオ(TransMilenio)」を誰よりも詳しく解説 - El Mundo

 

 

◆安全対策

 

ここまで紹介したけど、「あれ、そこまで治安悪くないんじゃない」と思うかもしれない。そうだ、そこまで悪くはないのだ。

危ないエリアに近づかない、夜はあまり出歩かない、スリに気をつけるということをしていれば犯罪に巻き込まれるようなことはないだろう。カメラをぶら下げて、ラ・カンデラリアを変な服装で歩いていたら被害に遭うだろうけど、シャツ着て、ジーンズ履いて、リュック背負っていれば何も思われない。僕はローカルな人に間違われたぐらい。

 

・服装は目立たないモノ(黒とか)⇒ただでさえアジア人は目立ちます

・夜はあまり出歩かない

・人通りがないところは歩かない

・南エリアには行かない

・トランスミレニオ内はスリに気をつける

・警察を頼りにしすぎない

 

最低限のことを気をつけていれば大丈夫。もし襲われたら抵抗しないで素直にモノを渡そう。相手は武器を持っている可能性もあるだけに、最悪命を取られるかもしれないからだ。

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◆おわりに

 

ボゴタの治安について記した。

南米の大都市の中では治安が良い方、だからといって何も警戒しないで歩いてはほしくはない。ウサケンとかならまだいいけど。

「コロンビア=治安悪い」というイメージが残っているけども、実際に訪れたらその考えは変わるはずだ。是非行ってみてほしい。