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世界89カ国に訪れた備忘録。

【日本】 河口湖⇒新宿、ヒッチハイク

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河口湖から東京までヒッチハイクした話です。

2014年5月2日

ヒッチハイク

 

国道に出る。

 

横を見ると・・・

 

 

なんだこれは。

 

 

大量のみかんが落ちてる。不気味だ。

 

まあこれはいいとしよう。

 

朝6時半。この時間帯にバスは走っていない。

てか、元々バスを使う気はなかった。

ならば、

 

 

ヒッチハイクでしょう。

久々の国内旅行、言葉が通じる環境だからその利点を多いに活かさないといけない。

 

 

ここはカーブも多いし、車を止められる状況ではないので、止められるポイントまで歩く。

 

 

牧場発見。

 

 

早起きの馬。

 

 

この辺なら止められるけど、車が少なすぎるので「富士緑の休暇村」まで歩く。

 

 

綺麗に花が咲いている。

 

 

B級おみやげ屋。

 

 

きのこ嫌いだから、魅力感じない。

 

 

我が大学のセミナーハウスが。こんなところにあるんだ。

 

休暇村到着。

 

 

富士山が綺麗です。

 

 

 

ここでも花が綺麗に咲いていた。高校生とかいたから、休暇村で合宿でもしているのだろうか。

 

 

ということで、ヒッチハイク開始。現時点で6時30分。

一般道なのでどうなることか。

15分ぐらい待ったところで、一台のプリウスが目の前に止まった!

 

河口湖駅まで行きたいです」と言うとOK。

御殿場まで行く男性の方だった、通り道ということで問題なし。

 

おそらく役員クラスの方なのだろう、ゴルフに行くということだったが、楽しそうにしていた。

 

10分ぐらいで河口湖駅に到着。

 

 

はっきりと富士山が見える。

 

朝飯を食べ、後輩と駅で別れて、河口湖インターへ向かう。

しかし、それなりに距離がある。

そうなると止めるしかない。

 

 

早速始める。この時点でまだ7時40分。

開始5分、一台のミニバンが止まった。

 

「インターまで乗せていくよ!」と言ってくれたので、お言葉に甘える。

 

今回も男性一人、傾向としては一番多い。

仕事に行くということだったが、乗せてくれた方のご子息が海外留学していたことで、話が盛り上がる。

 

わずか5分ぐらいで、インター着いてしまったんだけど、もっと話したかったなーと。

 

高速入口の目の前で降ろしてくれた!

 


富士急と富士山。

お茶二本も貰ったので、元気出た。

ここなら中央道行く人しかいないので、かなり絞れる。

それに入口で速度落とすし、止めるスペースがあるからヒッチハイクには最適な場所だ。

 

 

談合坂と書いたボードを持つ。

待つこと10分、急ぐ旅ではない。のんびりいこうかな、と思ったその時。

 

白のミニバンが前に止まる。

「どこまで行くの?」

「最終目的地は東京です!」

「埼玉まで行くんだけど、どうかな」

「談合坂で降ろしてもらうことは可能ですか?」

「いいよ!」

 

交渉確定。談合坂まで乗せてもらえる。

高速に乗ってしまえば後はこっちのもん。気は凄く楽である。

 

埼玉まで仕事で行くという会社員の方、富士山の麓に住んでいるということで、今の時期人混みが凄いと言っていた。

 

そういえば、富士山は世界文化遺産に登録されたんだった。

やっぱり日本人、世界遺産って言葉に弱いなー。

富士山は前々から一大観光地ではあるけど、今回は周辺の寺社も含めて。

「ジュース一本買うのに30分ぐらいで、かかるよー」

と笑って言っていた。

 

河口湖から談合坂までは20分ぐらい。思っていたより近かった。

 

8時20分。談合坂SAに到着。

 

「仕事がなければ新宿辺りで降ろしてあげたんだけどなー」

 

とおっしゃってくれたけど、乗せてくれるだけで有難いので、こういうお言葉は嬉しい。

 

「頑張って」

 

また元気出た。野宿疲れ吹っ飛ぶ。

言葉が通じるからだけど、やっぱり日本人優しいなと。

改めてヒッチハイクで実感、これだからやめられない。

 

先ほど貰ったお茶で喉を潤す。

そして、再び開始。

 


談合坂からは大きなSAはない。

良くて新宿、最悪調布まで行ってもらいたい。


ガソリンスタンド前、車が徐行するところで待つ。

車の数が多くはないので、どうなることか。

 

すると、7分後。

黒のヴィッツが停車。

中には女性のドライバーだった。

 

「どこまで行きたいんです?」

「新宿を目指しているんですけど、どちらまで行かれますか?」

「池袋なんですけどー」

「もし宜しければ、池袋まで乗せて貰ってもいいでしょうか?」

「どうぞ」

 

やった!これで都内に無事着くことができる。

家から近い池袋というのも運が良い。

イベントのため新潟から来た女性。

長距離だから大変かと思いきや、あまり疲れた様子もなく元気であった。

 


談合坂から高井戸までは1時間ぐらい。

 

他愛もない話をしていたら、八王子に入っていた。

平日とはいえ、GW前。しかし高速は空いていた。

 


しかし、首都高に入ると車の台数も増えて、下り線は渋滞。夜とか大変だろうな。

 


池袋まで行くので首都高かと思いきや、初台で降りる。

そこからは山手通りを走ることに。


初台、見慣れた景色だ。あっという間に東京。

待ち時間20分以内なのは、良かったこと。

 


山手通りを進む。

9時45分、ある場所に停車。

 


そう、僕の家の前だ。

僕の家は山手通りに面しているので、山手通りを走ると聞いた時は「おっ!?」となった。

 

初めて家の前までヒッチハイクで来ることが出来たけど、運が良かった。

開始から3時間で青木ヶ原から自宅に。

高速バス使う時間と同じぐらい。

 

高速バス:1,750円

ヒッチハイク:0円

 

高速バスは他に路線バス代や自宅までの電車賃もかかるので、2,000円は越える。

ヒッチハイクはタダで帰ることができるし、日本人の心を感じられるので、楽しい。


今回乗せてくれた4人の方には「ありがとうございます」だ。

 

まとめ

 

ヒッチハイク開始:6時30分 終了:9時45分

 

一台目:富士緑の休暇村~河口湖駅(6時45分~6時55分)

二台目:国道707号線~河口湖IC(7時45分~7時50分)

三台目:河口湖IC~談合坂SA(8時~8時20分)

四台目:談合坂SA~自宅(8時40分~9時45分)

 


樹海で野宿し、帰りはヒッチハイク

時間があるからこそ出来た技。良い2日間を過ごせた。

 

ヒッチハイクは基本「一期一会」。良い距離感を保つことができる。これからもこのスタンスは変わらないだろう。