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世界89カ国に訪れた備忘録。

【タイ】 バンコクのアジアティークが観光地すぎて逆に面白かった。

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バンコク・リバーフロントの「アジアティーク」に初めて訪れました。

 

2016年8月 1THB=約3円
 
◆はじめに
 
 
8月のバンコク旅行は、バンコク訪問6回目であった。
バンコク6回目でも行ったことがない場所は、山ほどある。
その中で、リバーフロントにある「アジアティーク」という場所も同様だ。
 
ここは「ザ・観光地」ということで、僕の興味をひくことはなかったのである。
しかし、このアジアティーク内にある、カリプソに行くことになったので、ついでにアジアティークも散策してみることにした。
 
◆アクセス
 
 
チャオプラヤー川沿いに位置するアジアティーク。
一番簡単なアクセス方法は、BTSサパーンタクシーン駅から、アジアティークへダイレクトで向かう無料ボートに乗ることだ。
乗船すれば、15分弱ほどの船旅を楽しみ、アジアティークの入り口に到着する。これが一番分かりやすく、簡単な方法だ。
 
タクシーもサパーンタクシーン駅から行くことができるけど、渋滞にはまるリスクもあるので、オススメしたいとは思えない。
また路線バスも走っており、カオサンやMBKからは15番の赤バス(無料 or 6.5THB)で1本。他に1番のバスも通る。
バス停は入り口の目の前にあるので、アクセスとしては良い。
 
あ、ここは夕方から営業となるので、昼間に行っても何もない。
 
地図:

 
◆アジアティーク

 
このアジアティーク、本当の観光地だ。地元の人は皆無、いるのは外国人だらけ。タイ語よりも英語や中国語、日本語のほうが聞こえてくる。カオサン並みの「テーマパーク」だ。タイ語も殆ど皆無、何となく載せているところもあるけど、これも雰囲気作りからだろう。
 
 
観光地ということもあり、売っているのも殆どが割高。ここで全てが揃うほど品揃えはいいけど、ウィークエンドマーケットやMBKなどで購入したほうが安い。「時間がない」「どうしても」と思う人は、ここで買うのが効率としてはいいかもしれない。
 
 
中は広い、全て見て回るのは大変なのでいくつかスポットを定めて歩くといいかもしれない。
特に雑貨や土産系の店は散らばっている上、同じような店が多いので気を付けてもらいたい。
 
 
レストランも割高。飲み物なら市内の+10~20THB、ご飯なら20~50THBほど高く設定されている。ここでご飯を食べたいとは思いもしなかった。
 
 
日本人御用達のニューハーフーショー「カリプソ」もこの中にある。最近は中国人も増えてきている。
 
 
バンコク市内では殆ど見かけることがない「パフォーマンス」。欧州の観光地ではよくいたりするけど、バンコク市内ではお金にならないからか、やる人がいない。
しかし、ここは観光地。欧米系も集まる。だからやっているのだろう。これには、インドネシア系の人も「初めてみるわ」というような表情で驚きの顔を見せていた。
 
 
胡散臭い「愛の鍵」もある。パリの橋で見たことがあるぞ。
 
 
観覧車も回っている。スピードが半端ないみたいだけど。人は多いので、観光地としては成功しているのではないだろうか。
 
 
ここは「観光地」すぎて逆に面白かった。変にすれていることもなく、「ザ・観光地」として捉えることができるし、ボッタクルような人もいない。もちろん「ハロー、マイフレンド」野郎もいない。そういう意味では安心して見れるし、「ここは観光地なんだ」と割り切ることもできるので、潔が良いのかもしれない。
  
◆おわりに
 
 
リバーフロント沿いのアジアティークへと訪れた。恐らく、自分の意志では二度と行くことはないだろう。
だけどバンコクが初めての人には「観光」という面で、面白いかもしれない。川のボートにも乗れるし、いろんなもの売ってるし。
ここで土産物を定めて、価格を知り、別日にバンコク市内で買うのもいいだろう。そうすると、かなり割安に感じるはずだ。
 
観光地すぎるアジアティーク、いかがだろうか。